スマート・ペースト

スマート・ペースト

スマート・ペースト機能は、コピーしたいオブジェクトのターゲットを、別のオブジェクト形式へ変換しながらペーストできる、新しいレベルのコピー&ペーストです。この機能は、主に回路図編集での作業性を大幅に向上させます。この変換しながらのペーストは、統一化されたAltium Designerの環境下でPCBおよびFPGAのデザインプロジェクト双方でのキャプチャに有用です。

回路図キャプチャの作業中には、デザインを作成するために、多くのオブジェクトの配置と接続が行われます。この作業中には、異なるタイプのデザイン・オブジェクトに関連する回路図情報間を接続しています。例えば、ある回路図ではバスとして、別の回路図では個別ネットとして取り扱ったり、シート上のポートが他のシートではシートシンボル内のシートエントリになる場合などがあげられます。もし、あるタイプのオブジェクトを、別のタイプのオブジェクトへと、変換しながらペーストできるなら、作業時間の短縮になると思いませんか? Altium Designerではそれが可能です。

スマート・ペーストを使用すると、セレクトしたオブジェクトを他のオブジェクトへと変形させながらペーストできます。例えばネットラベルをセレクトし、ポートとしてペーストしたり、シートエントリをセレクトしポート、ワイヤ、ラベルへと一度のペースト操作で変換できます。

また、配置したい選択範囲内のオブジェクトを、完全に管理することも可能です。この機能により、ポートを選択する際に注意してワイヤを避ける必要はなく、スマート・ペーストを行う際に、選択部分の「ワイヤを無視する」チェックボックスをオフにするだけです。また複雑なデータを変換する際も、個別のワイヤ・ラベルとしてバスのネットラベルを配置、またその反対にバスラベルとしてワイヤ・ラベルを配置することができます。

もう1つの便利な機能として、選択した回路図を画像として貼り付けることができます。この機能により、他のシート上にある回路図の一部分を画像として容易に取り込むことができ、必要に応じてサイズの変更も可能です。

このスマート・ペースト機能は、単に編集メニューからスマート・ペーストを実行するだけで、クリップボード内のオブジェクトを好みのタイプに変形させてペーストできます。

Altium Designerのスマート・ペーストをまだ試していない方は、ぜひこの操作に慣れてください。一旦この操作を会得すれば、デザイン・キャプチャの時間を大幅に節約できることでしょう。

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