Nanjing Estun Industrial Automation Ltd

RX7

南京Estun社は、高速化を達成するためにAltium Designerを使用

「装置のアップグレード頻度や新しいテクノロジの開発の点から、EDAツールは高速で複雑な配線の新しい標準規格を満たす必要があります。Altium Designerは、これらの課題に取り組むことができることを示しました。弊社は高速ボード設計のより早い完成と設計性能を達成できました。」

Liao Fuquan氏,
Research and Development Manager、 Nanjing Estun Industrial Automation 社

ニーズ

電子デバイスは過去と現在において、仕事およびライフスタイルの両面で、多くの利便性を現代社会に提供してきました。例えば、製造業では、製造方法に革命を起こしてプロセスを自動化したのはコンピュータによる数値制御(CNC)装置でした。1940年代の終わりに、パンチテープを使用した最初のCNCが導入されて以来、多くの変革がありました。今日、これらの装置ははるかに高度になり、今では人の手を借りなくても、高度で複雑なタスクを完成することが可能になっています。

CNCやACサーボシステムを新時代へ移行させる支援をしているのは、中国の開発メーカー南京Estun社(以下、Estun社)です。Estun社は、15年以上に渡ってこれらの装置を開発しています。今日、メーカーは、非常に正確で自動化された作業を効率的に完成させる高速サーボ機構を必要としています。関連する設計課題を認識した上で、Estun社は、エレクトロニクス設計ツールをアップデートすることを決定しました。

課題

Estun社は、高速ボード設計がエレクトロニクス設計者に様々な配線の課題を提示していることを理解していました。そのため、信号トレースインピーダンスを管理し、その設計インテグリティを維持するには、強力なルールドリブンの下での設計、レイアウト、編集環境が必要であることを認識していました。このプロセスの間、設計者は配線パスを注意深くモニタする必要があります。設計者は適切なシグナルインテグリティ分析なしで、シグナルインテグリティの問題に直面したり、ボードが指定の性能目標に達するまで何度もボード設計をやり直したりする羽目になるかもしれません。

高速ボード設計の開発では、Estun社は、設計内のシグナル反射を注意深く管理する必要がありました。シグナル反射は、クロックスピードの速いシステムで多く見られます。通常は、高速シグナルが複雑な配線パスに沿って移動する場合に発生します。設計者はこの効果を緩和するために、高密度コンポーネントに対する対策をとらなければなりません。これらの反射から生成されたノイズ、「クロストーク」は、シグナルインテグリティおよびボード上で近接している様々な伝送ラインの性能に大きな影響を与える場合があります。

ソリューション

Protel 99SEから Altium Designerにアップグレードすることで、Estun社は、アルティウムの最新の高速ボード設計機能を利用できるようになりました。Altium Designerは、シグナルインテグリティ解析、対話型インピーダンスコントロール配線、設計ルールチェック(DRC)、差動ペアの長さチューニング、相互長さチューニングとマッチングを提供します。これらの機能はすべてAltium Designerの統一環境に組込まれており、Estun社のエレクトロニクス設計者は、設計サイクルのどの時点においてもPCBをコンパイルしチェックすることができます。アルティウムの高度なチェック機能を使用することによって、Estun社は、ボードのレイアウトを注意深くモニタし、設計プロセスの初期の段階でインテグリティの問題を明らかにすることができます。

また、シミュレーションはシグナル解析プロセスの重要な部分であり、Altium Designerを使用したEstun社は、反射とクロストークのシミュレーションによって業界で実証済みのアルゴリズムを完全利用することができました。このシミュレータは、ネットノード電圧伝送ラインを自動的に正確に計算し、設計性能に影響を与える可能性がある様々な反射に対する試験を行ないます。初期の段階でこれらの潜在的な問題を確認できたので、Estun社は時間のかかる設計のやり直しや、後になるほど高くつく新規設備の導入を防ぐことができました。

結果

Altium Designerを導入したことにより、現在、 Estun社は輝かしい結果を達成しつつあります。Estun社は、高速ボード設計をサポートするツールを所有しているため、簡単にシグナルインテグリティを管理することができ、電磁干渉(EMI)規格を満たすことができます。アルティウムのルールドリブンの設計や、インテリジェント配線システムの組み合わせによって、 Estun社はインピーダンス問題を設計プロセスの初期の段階でクリアできます。

Estun社は、ボードレイアウトや修正で30%の効率向上を達成しました。エレクトロニクス設計者はレイアウトと修正で時間を短縮できるため、さらなる連動効果が見込めます。 Estun社の改善の概要は以下のとおりです:


Altium Designer 導入前 After Altium Designer 導入後
修正に費やす時間 10 時間 7 時間
各PCBに費やす時間 30 時間 21 時間

製品情報

Estun社は、CNCおよびACサーボシステム産業に長い歴史があり、シート切断に関する自動工業用機械の開発、製造、サービスを専門に扱っています。その様々な製品とサービスには、自動制御によるせん断パック機器、機械式プレスドライブ、加工生産ライン制御システム、カラーモーション制御システム、交換サーボ駆動システム、永久磁石同期ACサーボモータなどがあります。

お客様情報

Estun社は、1993年に設立されて以来、江蘇省、南京の外資系先端技術会社の上位50社の1社にまで成長し、現在従業員数は150人を上回っています。

詳細については、http://www.estun.com/をご覧ください。