プライベートサーバ ライセンス - ライセンス使用の設定

詳細情報: プライベートサーバ ライセンスの使用

プライベート ライセンス サーバにプライベートサーバ ライセンスを追加すると、その使用について設定されます。アクセスし使用できるユーザやユーザ グループ が定義されます。Security ダイアログで設定が定義されます。Licensing ダイアログの License Usage 欄で設定を行いたいライセンスを選択し、Configure ボタンを押します。


Security ダイアログを使用し、順番にライセンスの設定を行います。

デフォルトでは、一人のユーザのみが追加されている All Users のグループのみがあります。ユーザ名は、ワイルドカード * で設定されており、ネットワーク上のユーザが有効なメンバーであることを意味しています。アクセスできるユーザの管理や個別ユーザをグループに追加したい場合は、このグループを削除してください。
 

ユーザを追加したりグループ設定を変更した場合は、プライベート ライセンス サーバをシャットダウンし、再起動することをお勧めいたします。

ユーザ管理

User は、ネットワーク上のコンピュータ名です。必要に応じて新しいユーザを追加したり、ユーザ名を編集したり、ユーザを削除する際にダイアログを使用します。ネットワーク上の全てのユーザにライセンスを提供するよりも、特定の使用権限を設定したい場合は、ライセンスにアクセス可能な特定ユーザを追加し管理する必要があります。

新しいユーザを直接追加

ユーザを直接追加する方法です。Security ダイアログの右側を右クリックし、メニューから Add New User を選択します。Add User ダイアログにて直接ユーザ名 (コンピュータ名) を入力します。
 

Security ダイアログの Menu ボタンをクリックすることでユーザ管理ができるコマンドにアクセスできます。



新しいユーザの直接登録ができます。

新しく追加されたユーザは、チェックボックスが空の状態で選択されているグループ内に追加表示されます。このチェックボックスは、利用可能なライセンスを使用しているか否かに関係なくモニター / レポートに使用されます。


新規ユーザは初めに All Users グループに追加されます。

検索による新規ユーザの追加

Security ダイアログの左側には、ローカル・エリア・ネットワーク上で検出された全てのコンピュータがリストされます。追加したいユーザが関係してるネットワークを展開し、コンピュータ名を検索します。コンピュータ名を選択し、ダイアログ右側に割り付けたいグループが存在する場合は特定のグループに、グループが存在しない場合は、デフォルトの All Users にドラッグ アンド ドロップします。


ネットワーク上の一人以上のユーザを検索し、追加できます。

ユーザの編集と削除

ユーザを追加後にユーザ名を変更したい場合は、ユーザ名内の領域をクリックし、編集するだけです。もしくは、ユーザ名を選択し、右クリック Edit User Name を選択することで編集できます。

ユーザを削除するには、ユーザ名を選択し、右クリック Remove User From Group を選択するだけです。

グループ管理

グループ を分割するのは、オプション機能です。ライセンスを少ない数の組に分割することができます。様々な部署で利用か可能なライセンスを適当な数に分割するためにグループを作成します。また、そのグループにライセンスの本数と同じ数のユーザを登録します。

グループの作成

新規グループを作成するには、Security ダイアログの右側で右クリックし、Add Group を選択するだけです。新しいグループ名の定義ができる Add Group ダイアログが開きます。
 

Security ダイアログの Menu ボタンをクリックすることでグループ管理が可能なコマンドへアクセスできます。



新しいグループを定義します。

グループの編集と削除

グループの作成後にグループ名を変更したい場合は、グループ名内の領域をクリックし、編集するだけです。もしくは、グループ名を右クリック Edit Group を選択することで編集できます。

グループを削除するには、グループ名を選択し、右クリック Remove Group を選択するだけです。グループに追加されている全てのユーザも削除されます。

ユーザをグループに割り当て

下記いずれかの方法でユーザをグループに割り当てることができます。

  • Security ダイアログの左側からユーザを検索し、ダイアログ右側のグループ名にドラッグ アンド ドロップします。(参照 [検索による新規ユーザの追加|プライベートサーバ ライセンス - ライセンス使用の設定#ANUS
  • デフォルトの All Users グループか他の定義されたグループからユーザを選択し、ドラッグ アンド ドロップで必要なグループに割り付けます。

複数選択機能 (Ctrl+クリック と Shift+クリック) を使用して行く数ユーザを移動もしくは複数グループ間で移動が可能です。

グループ単位でのライセンス数の割り当て

プライベートサーバ ライセンスのライセンス概要情報は、グループ/ユーザ定義領域の下部に表示されます。


プライベートサーバ ライセンスのライセンス概要情報が確認できます。

以下の情報が表示されます。

  • Checked out licenses – 現在、ユーザに使用されているライセンスの本数が表示されます。
  • Assigned licenses – 様々なグループに割り当てられたライセンスの本数が表示されます。ライセンスの設定を行う為に、初めて_Security_ ダイアログにアクセスしたときには、デフォルトで All Users グループに対して最大のライセンス数が割り当てられています。
  • Total licenses – プライベートサーバ ライセンスに対して同時に使用可能なユーザ数が表示されます。(すなわち、ライセンスの本数)

それぞれのグループにユーザを割り当てると、次に各グループで同時に使用できるユーザ数、言い換えればグループごとのライセンス数を入力します。各グループ名の隣接する欄に数値を入れることによって定義します。下記図をご参照ください。


各グループにライセンスの本数を定義した例です。

この場合、ライセンスの総数 (同時に使用可能なユーザ数) は、5 です。5 本は、4つのグループに分割されています。

  • Communications Group (1)
  • Embedded Engineering Group (1)
  • FPGA Design Group (1)
  • PCB Design (2)


グループに割り当てられるライセンスの最大数は、ライセンスの総本数を超えることはできません。

 
割り当てられたライセンス数がライセンスの総本数を超えている場合は、概要が 赤字で表示され 、ライセンスの本数が総本数を超えて割り当てられているという警告ダイアログ (OK をクリックしてください) が現れます。


複数グループに割り当てられたライセンス数がライセンスの総本数を超えている場合の例です。

割り当てられたライセンス数がライセンスの総本数よりも少ない場合は、概要が 緑字で表示され 、ライセンスの本数が総本数よりも少なく割り当てられているという警告ダイアログ (OK をクリックしてください) が現れます。


複数グループに割り当てられたライセンス数がライセンスの総本数よりも少ない場合の例です。

複数のプライベートサーバ ライセンスへのユーザアクセス

複数機能セットの Alitum Designer を使用する際に、一つのプライベートライセンス サーバを使用することが出来ます。デザインチームの特定メンバーを対象として複数のライセンス機能を提供することができます。

  • Custom Board Implementation
  • Custom Board Front-End Design
  • Viewer Edition license

プライベート ライセンス サーバは、上記のライセンス オプションの組み合わせを設定できます。

ユーザにライセンスの本数を割り付ける場合、ユーザが1つもしくは複数ライセンス オプションにアクセスできるように制御するためにグループ機能を使用することができます。異なるプライベートサーバ ライセンスの設定時に同じグループや同じユーザを追加することで実現できます。下記図をご参照ください。


一ユーザに複数のライセンスオプションを定義した例です。

FPGA Design グループの FPGADES2 ユーザは、Altium Designer Custom Board Front-End DesignAltium Designer Custom Board Implementation の両方のプライベートサーバー ライセンスに追加されています。このユーザは常にどちらのライセンス オプションへのアクセスも許可されています。
 

ユーザが複数のプライベートサーバ ライセンスのアクセス権を持っている場合、ドキュメントを開くときにどのライセンス オプションを使用するか選択する必要があります。いったんライセンス オプションを選択すると Altium Designer を閉じるまで、そのライセンスを使用します。

You are reporting an issue with the following selected text and/or image within the active document: