デザインを製造へ

回路設計と PCB レイアウトを完了することは、PCB の製造と実装を行う最初のプロセスです。デザインと完成したボード間のつながりは、回路図と PCB の印刷、ガーバーと NC ドリル製造ファイル、Bill of Materials (BOM)、テストポイント レポート、Pick and Place 実装ファイルです。 


プロット業者、または PCB 製造メーカーのサービスを利用する場合、アートワークを生成する前に彼らと相談する時間がかかります。業者や製造メーカーは、提出するファイル、またはアートワークに反映する必要がある特定の要求を持っています。 

例えば、製造メーカーは面付けのガーバーよりむしろ直接、"生" のガーバーファイル(または、PCB ファイル)で作業することを好みます。これらの要求を理解することで、効率的で完全な設計プロセスを計画できます。 

出力ジョブ エディタは、出力データを構成、保存するための主要な場所です。選択した出力を PDF で配布、選択出力を印刷、ファイルを生成、プロジェクトへそれらを追加するために選択できます。Outjob は出力データを設定でき、プロジェクトを更新するごとに再利用できます。  

以下の項目では、Altium Designer の出力ジョブ エディタの機能や、設計プロセスを完成させる方法の詳細を説明します。

図 1. 出力ジョブ エディタ。

出力ジョブ エディタの機能

出力ジョブ エディタでは、Output Job Configuration ファイル (*.OutJob) を定義、管理できます。出力ジョブ エディタの目的は、プロジェクトの特定の情報を抽出し、ソースドキュメントを処理することです。

Assembly、Documentation、Fabrication、Netlist、Reports outputs から選択します。使いやすく、移動できるドキュメントを必要とする時、各出力を個別に設定できます。例えば、製造ベースの出力から実装ベースの出力を分割するために、プロジェクトの複数の OutJob ファイルを作成できます。

印刷、PDF、ファイル生成のような Output Media へ出力をリンクします。各 OutJob は、多くの Output Media へ反映できます。 

一度、OutJob ファイルを定義すると、複数のプロジェクトで使用できます。そのため、繰り返し個々の出力を設定する必要が無く、希望の出力設定を素早く、容易に使用できます。 

出力ジョブ ファイルには、印刷、PDF へ配布、Web へ配布、出力ジェネレーターを生成するために設定できる Output Media 欄があります。  

対応した出力ジェネレーター

対応した出力メディア

  • File Generation
  • Print

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