Altium Designer の新機能

現在、バージョン 21. をご覧頂いています。最新情報については、バージョン Altium Designer の新機能 の 24 をご覧ください。
Applies to Altium Designer version: 21

Altium Designer 21 の改善

このページでは、Altium Designer 21 の初期バージョンに含まれる改善点と、その後の更新で追加した改善点について説明します。様々な改善を提供することに加えて、各更新には、AltiumLive コミュニティの BugCrunch システムを通じてお客様から寄せられたフィードバックに基づいて、ソフトウェア全体に多数の修正と拡張機能を導入し、設計者が最先端の電子技術を作成し続けるのに役立ちます。

現在のバージョンを使用し続けるか、現在のバージョンを更新、または現在のバージョンと一緒に Altium Designer 21 をインストールして最新の機能を利用するか選択できます。現在のバージョンは、ソフトウェア内の Extensions and Updates 画面 で更新できます。現在のバージョンと一緒にAltiumDesigner 21 をインストールする場合は、Altium Downloads ページ からインストーラーをダウンロードし、インストーラーの Installation Mode ページで New Installation を選択します。

無償評価版!

まだ、Altium Designer を所有されていない場合、Altium Designer を試してみてはいかがですか? 簡単なフォームを入力して、製品版と同等の機能で 15 日限定の Altium Designer の評価版をお試し頂けます。技術的な制限無く、Altium Designer を自由に評価できます。以下のリンクをクリックしてフォームを入力してください。そして、より多くの技術者や設計者が他の製品より Altium を選択する理由をご自身でお確かめください!

Altium Designer 無償評価版

Altium NEXUS 4 Improvements

This page details the improvements included in the initial release of Altium NEXUS 4, as well as those added in subsequent updates. Along with delivering a range of improvements that develop and mature the existing technologies, each update also incorporates a large number of fixes and enhancements across the software based on feedback raised by customers through the AltiumLive Community's BugCrunch system, helping designers continue to create cutting-edge electronics technology.

You have the choice to continue with your current version, update your current version, or install Altium NEXUS 4 alongside your current version to access the latest features. Your current version can be updated from within the software in the Extensions and Updates view. If you prefer to install Altium NEXUS 4 alongside your current version, visit the Altium Downloads page to download the installer then choose New Installation on the Installation Mode page of the installer.

Altium Designer 21.9

リリース日: 2021年11月30日 – バージョン 21.9.2 (build 33) - ホットフィックス 1

リリース日: 2021年11月22日 – バージョン 21.9.1 (build 22)

Release Notes for Altium Designer Version 21.9 

Altium Designer 21 の更新 9 へようこそ。Altium Designer のこの更新では、ソフトウェアの主要なテクノロジーの改善点があります。また、AltiumLive コミュニティの BugCrunch システムで、お客様が報告した問題点の改善にも取り組んでいます。

更新 9 での回路図の改善

直感的なパラメータの継承

パラメータは、回路図でアノテートするための重要な機能です。テンプレート、または回路図シートにテキストのプレースホルダーを含めることができ、後の段階で値を指定できます。パラメータは、プロジェクト、回路図シート (ドキュメント)、またはバリアントへ追加できます。

以前の動作では、パラメータ名が重複している場合、例えば、プロジェクトとシートで同じパラメータが使用されている場合、それらは Document パラメータ、Variant パラメータ、Project パラメータの順に階層的に処理されます。この動作は、Document パラメータの値が常に表示され、Document パラメータに値が無い場合は何も表示されないため、既存の Document パラメータと同じ Project パラメータを定義できないことを意味しました。

このバージョンでは、同じ名称の Variant、または Project パラメータから値を継承するための値を持たない Document パラメータを対応しました。例えば、パラメータ Engineer をプロジェクト (または、バリアント) へ追加して、全ての回路図シートで値を定義するのではなく、一度だけ値を定義して対応できるようになりました。パラメータ値が継承されていることを示すために、灰色の斜体で表示されます。パラメータの値が空の場合、適切な値が自動で入力されるため、異なるパラメータに繰り返し値を入力する必要がなくなりました。

この更新では、パラメータの優先順位も変更しました。同じパラメータが異なる場所に存在する時、バリアント パラメータの優先度が最も高くなります (パラメータを保持するバリアントがアクティブなバリアントである時)。

この機能に関する注意:

  • 最高から最低までのパラメータの優先順位は、以下の通りです:
    1. バリアント パラメータ (パラメータを保持するバリアントが Projects パネルでアクティブなバリアントである時)
    2. ドキュメント パラメータ
    3. プロジェクト パラメータ
  • 同じパラメータが複数の場所 (バリアント、ドキュメント、プロジェクト) に存在し、ドキュメント パラメータに値が無い場合、パラメータの値は、値を持つ最も優先度の高いパラメータから継承されます。
  • ドキュメント パラメータ値が継承された時 (同じ名称のバリアント、またはプロジェクト パラメータから取得されている)、値は Properties パネルに灰色の斜体で表示され、パラメータ値が継承されていることを示します。ドキュメント パラメータ値は、必要に応じて、編集できます。
  • この優先順位の動作に依存するパラメータ値の連結も対応しています。例えば、以下のテキスト (Engineer はバリアント、ドキュメントとプロジェクト パラメータ、ApprovedBy はドキュメントとプロジェクト パラメータですが、ドキュメント パラメータには値が無い場合):

='Document: '+DocumentName +', Designed by: '+Engineer+', Approved: '+ApprovedBy+', Date: '+ModifiedDate

以下の様に表示:

Document: SpiritLevel.SchDoc, Designed by: Variant Engineer, Approved: Project Engineer, Date: 28-Sep-21

この機能は、Open Beta です。必要に応じて、Advanced Settings ダイアログで Schematic.ShowRecursiveParametersInIPP オプションを無効にしてオフにできます。

追加のネットとポートの方向

回路図にポートを追加、または回路図ライブラリにピンを追加した時、以下のように配置されます:

  • Vertically for horizontal ports and pins.

  • Horizontally for vertical ports and pins.

更新 9 での PCB デザインの改善

格子状ポリゴン用の新しい 'Obey Polygon Cutout' オプション

Polygon Pour モードの Properties パネルへ Obey Polygon Cutout オプションを追加しました。このオプションは、新しく作成する格子状ポリゴンに対してデフォルトで有効になっています。この新しいオプションにより、格子状ポリゴンを構築する時、カットアウトの周囲に使用したい方法を選択できます。

プリミティブを選択する時の遅延の削減

この機能により、マウスを使用して重なっているプリミティブを選択する時の遅延が減少します。

この機能は、Open Beta です。必要に応じて、Advanced Settings ダイアログ の PCB.Selection.OptimizeDelayOnClick オプションを無効にしてオフにできます。

ペーストマスクの開口をパーセンテージとして定義

多くの設計者は、絶対的な開口、または収縮値ではなく、パッド領域のパーセンテージとしてペーストマスクを指定することを好みます。このバージョンでは、PasteMaskExpansion デザインルールに新しい Measurement Method オプションを導入しました。オプションを Percent に設定した時、Expansion は、パッド領域のパーセンテージとして定義されます。

以下の様に Expansion を設定します:

  • Expansion = 0 - ペーストマスクの開口は、パッドと同じサイズです
  • Expansion < 0 - 負の値を入力して、パッド領域よりも <Value> パーセント小さいペーストマスク領域を定義できます
  • Expansion > 0 - 正の値を入力して、パッド領域よりも <Value> パーセント大きいペーストマスク領域を定義できます

パーセンテージとしての Paste Mask Expansion の表示と編集を、以下の領域にも追加しました:

  • PCB List パネル

  • Pad Template エディタ (編集ボックスに % 記号付きの値を入力します)

  • Pad モードの Properties パネル (編集ボックスに % 記号付きの値を入力します)

この機能は、Open Beta です。必要に応じて、Advanced Settings ダイアログ の PCB.PasteMask.Percentage オプションを無効にしてオフにできます。

Paste Mask を 3D で表示

この機能を使用すると、PCB が 3D モードの時、Paste Mask レイヤの内容を表示できます。このオプションを有効にすると、View Configuration パネルの View Options タブの 3D Settings 領域に、Top Paste MaskBottom Paste Mask コントロールが追加されます。このコントロールを使用して、Paste Mask レイヤの透過度を設定できます。Paste Mask は、Solder Mask レイヤと同じ厚さで同じ Z 平面にレンダリングされます。

この機能は、Open Beta です。必要に応じて、Advanced Settings ダイアログ で PCB.PasteMask.Displaying3D オプションを無効にしてオフにできます。

正確なレイヤの描画

以前のバージョンでは、現在のレイヤの描画順序や multi-layer の表示状態に関係無く、常に multi-layer オブジェクトが multi-layer レイヤ色で表示されました。このバージョンでは、multi-layer の動作が直感的で予測可能になりました。

  • シングルレイヤ モードでの正確な色の使用 - シングルレイヤ モードに切り替えると、multi-layer オブジェクトが自動でアクティブレイヤの色で表示されます。
  • multi-layer をオフにできます - multi-layer オブジェクトは、信号層の色でレンダリングされます。
  • レイヤの描画順序に従います - Current Layer が Multi-layer の上に設定されている場合、全ての multi-layer オブジェクトは、アクティブレイヤの色でレンダリングされます。

この機能は、Open Beta です。必要に応じて、Advanced Settings ダイアログの PCB.LayerDrawingOrder.ProperMultilayer オプションを無効にしてオフにできます。

更新 9 でのデータ管理の改善

コメント割り当ての強化

@ 文字を入力するか、コメントのボタン () をクリックして、接続された Workspace に登録されている他のユーザ、または役割のコメント内に '言及' 参照を追加できます。ドロップダウンから名前/Eメールを選択して、ユーザ (チームメンバー) の参照をコメントへ追加し、Assign To エントリとして追加できます。コメントがそのユーザ、またはグループへ特別に割り当てられていると見なされないようにする場合、後者のオプションのチェックを外します。Role グループ (Engineers 等) やその構成ユーザも、言及と/または割り当てとして追加する場合があります。

言及されたユーザが現在のプロジェクトにアクセスできない場合、そのユーザと共有するように招待されます。このオプションは、あなたがプロジェクトの所有者、または Workspace の管理者である場合、利用できます。ユーザアクセス権は、Share ダイアログ から付与されます。ユーザは、共有アクセスを通知する Eメールを受け取ります。Share ダイアログをキャンセルするとプロジェクトは共有されませんが、コメントは通常通りに配置されます。

Library Health ビュー

Explorer パネルに Library Health ビューを含めました。接続された Workspace の内容を参照する時、Library Health ビューから health check を実行し、コンポーネントの health の問題を検査できます。このビューを表示するには、パネルの Server Folders 領域で Library Health エントリを選択します。

ビューの上部の領域には、最後に health check を実行してからのコンポーネントの health の概要が表示されます。その領域の下には、様々な Issue Theme に集められた health check 解析があります。health check 解析タイルをクリックして、問題を解決するための手順 (利用できる場合) を含むチェックの詳細な説明と、health check に失敗した全てのコンポーネントの詳細なリストを表示できます。

更新 9 での回路シミュレーションの改善

測定データを追加

測定 (Measurements) は、回路の動作と品質を特徴付ける量の集まりです。測定の値は、回路内の波形の特性を評価することにより、指定されたルールに従って計算されます。測定の例は、帯域幅、ゲイン、立ち上がり時間、立ち下がり時間、パルス幅、周波数、および周期です。定義できる測定数に制限はありません。Output Expressions ダイアログと Sim Data パネルへ Measurement タブとデータを追加しました。タイプ、値、名称等の測定を追加、表示、更新できます。

この機能は、Open Beta です。必要に応じて、Advanced Settings ダイアログの Simulation.Measurements オプションを無効にしてオフにできます。

Simulation - General プリファレンスへオプションを追加

Preferences ダイアログの Simulation - General ページへ、Always Generate Model Symbol for Manufacturer Part Search Panel Using Simulation Model Description オプションを追加しました。このオプションを有効にすると、回路図にコンポーネントを配置した時、Manufacturer Part Search パネルのシミュレーションモデルの description を使用して、モデルシンボルが常に生成されます。

Altium Designer 21.8

リリース日: 2021年10月21日 – バージョン 21.8.1 (build 53)

Altium Designer バージョン 21.8 のリリースノート

Altium Designer 21 の更新 8 へようこそ。Altium Designer のこの更新では、ソフトウェアの主要なテクノロジーの改善点があります。また、AltiumLive コミュニティの BugCrunch システムで、お客様が報告した問題点の改善にも取り組んでいます。

更新 8 での回路シミュレーションの改善

X 軸の式

Add Output Expression ダイアログに X 軸の式を設定する機能を追加しました。Expression XExpression Y を使用して、個々の式を設定できます。

プロットを個別にズーム

プロットを個別にズームするオプションを、Document Options ダイアログ (*.sdf ファイルから Tools » Document Options) に追加しました。この新しい機能を使用するには、ダイアログで Zoom Plots Separately オプションを有効にします。

新しい X-Axis Settings ダイアログ

X 軸設定を Plot メニューへ追加し、独立してズームできます。Plot » Format X-Axis をクリックして、新しい X Axis Settings ダイアログを表示できます。

新しいダイアログのこのオプションは、以前は Chart Options ダイアログにありました。

Sim MODEL ダイアログにピンマッピングを追加

Sim Model ダイアログの Pin Mapping 領域に、ピンマッピングをデフォルトとして追加しました。

 

Altium Designer 21.7

リリース日: 2021年9月29日 – バージョン 21.7.2  (build 23)

Altium Designer バージョン 21.7のリリースノート

Altium Designer 21 の更新 7 へようこそ。Altium Designer のこの更新では、ソフトウェアの主要なテクノロジーの改善点があります。また、AltiumLive コミュニティの BugCrunch システムで、お客様が報告した問題点の改善にも取り組んでいます。


プラットフォーム

新しい PRINT ダイアログ

ダイアログの Print PreviewPrintout PropertiesPrinter Configuration は、印刷出力を設定するためのオプションを含む 1 つのダイアログに統合しました。新しいダイアログを使用すると、個別のダイアログにアクセスする必要が無く、印刷出力を 1 か所で設定できます。新しいダイアログを表示するには、回路図、PCB、PCB ライブラリ、または Draftsman ドキュメントから File » Print をクリックします。

  • General タブには、プリンタとページを設定するためのオプションがあります。
  • Pages タブには、表示オプション、レイヤ設定を管理するためのオプションが含まれており、新しい印刷出力を追加できます。
  • Advanced タブには、デジグネータの設定オプションと、フォントおよび色のオプションがあります。
  • 標準の Windows ショートカットの組み合わせを使用して、ダイアログのプレビュー領域でズーム (Ctrl+マウスホイール)、左/右パン (Shift+マウスホイール)、および上下パン (マウスホイール) を行えます。

回路図

新しいバージョンで回路図を開く時の警告

回路図を作成する時に使用した Altium Designer のバージョンと、回路図ドキュメントを開くために使用したバージョン間で、新しい機能が導入されたことをユーザに通知するために、'Schematic was done in newer version' と言う警告を表示する機能を導入しました。この機能は、PCB エディタでのバージョン警告と同じ方法で働きます。

最後のアクティブシートを素早く開く

この機能は、Open Beta であり、Advanced Settings ダイアログで UI.SmartDocumentSwitching オプションを有効にした場合に利用できます。

回路図ドキュメント タブの文字をクリックすると、最後のアクティブな回路図シートが表示されます。これは、、多数の開いた回路図シートがタブのドロップダウンにある場合に非常に便利です。

クロスリファレンス オプション

クロスリファレンス 設定は、Preferences ダイアログの Schematic - General ページから Project Options ダイアログの Options タブへ移動し、対応されているオブジェクトを選択できるオプションを追加しました。

Sheet Style と Location Style ドロップダウンを使用して、クロスリファレンス オプションを設定できます。必要な対応されているオブジェクトを有効にします。

ポート間のクロスリファレンス

この機能は、Advanced Settings ダイアログの Schematic.EnhancedCrossReferences オプションを有効にして利用できます。この機能は、Open Beta であり、デフォルト値は 0 です。

また、Schematic.UseAutomaticCrossReferences オプションを有効にする必要があります。

プロジェクトへクロスリファレンスを追加すると、プロジェクトの回路図シート間のネットの接続フローを容易に追跡できます。Schematic.UseAutomaticCrossReferences オプションによって最近、導入されたクロスリファレンスの自動作成と更新の対応に基づいて、この新しい高度なオプションは、階層プロジェクトでのクロスリファレンスに対応できます。

Project Options ダイアログで Automatic Cross References オプションを有効にしてから、右クリックメニューを使用して、階層内の任意の対象の場所へジャンプできます。

Jump to コマンドを使用して、デザイン階層内の一致するポートへジャンプできます。Jump to コマンドを使用して、デザイン階層内の一致するポートへジャンプできます。

この機能には、以下の 3 つのモードがあります (advanced オプションの Value で設定します)

  • 0 - Legacy モード - この値を使用して、次の関係を有効にできます:
    1. ポート <-> シートエントリ
    2. オフシート <-> オフシート
  • 1 - Enhanced モードこの値を使用して、次の関係を有効にできます:
    1. オフシート <-> オフシート
    2. ポート <-> ポート
  • 2 - Enhanced + Legacy モードこの値を使用して、次の関係を有効にできます:
    1. オフシート <-> オフシート
    2. ポート <-> ポート
    3. ポート <-> シートエントリ

      このモードでは、Port Actions >> Jump to Port も有効になります。

このバージョンでは、ポート間、およびポート、シートエントリ間のクロスリファレンスの両方が 'Jump to' の場所として含まれます。これは、将来的なバージョンで設定できます。

コンポーネント パラメータの 'Show More' 機能のユーザコントロールを追加

この機能は、Advanced Settings ダイアログの Schematic.UI.ShowMoreOrLessParameters オプションでコントロールします。この機能は、Open Beta であり、デフォルト値はオンです。つまり、Properties パネルに Show More/Show Less コントロールが表示されます。このオプションを無効にすると、全てのパラメータを常に表示できます。

Show More 機能は、リストを減らして、お気に入りとして設定されているパラメータのみを表示することにより、コンポーネント パラメータの表示を簡素化できます。ただし、Component モードの Properties パネルでは、常に全てのパラメータを表示することをお薦めします。

 デフォルトの動作では、お気に入りとしてマークされていないパラメータは自動で非表示になります。 デフォルトの動作では、お気に入りとしてマークされていないパラメータは自動で非表示になります。カーソルを画像の上に置くと、デモンストレーションが実行されます

この新しいオプションを無効にすると Show More/Show Less 機能が無効になり、全てのコンポーネント パラメータが、常に Component モードの Properties パネルで表示されます。

advanced オプションが無効になっている場合、Show More/Show Less 機能は無効になります。advanced オプションが無効になっている場合、Show More/Show Less 機能は無効になります。


PCB デザイン

ルームの Properties パネルモードを追加

ルームのプロパティは、Properties パネルで設定、編集できます。この新しいモードを使用して、ルームの名称、座標、外形の頂点を定義できます。

新しい Room モードの Properties パネル新しい Room モードの Properties パネル

パッドに Use Paste オプションを追加

この機能はデフォルトで有効になっていますが、Advanced Settings ダイアログの PCB.PasteMask.NoPaste オプションを切り換えて無効にできます。この機能は、Open Beta です。

PasteMaskExpansion デザインルール、Pad モードの Properties パネル、パッドテンプレート エディタに Use Paste オプションを追加し、適切なマイナスの値を使用してペーストマスクを削除する必要が無くなりました。このチェックボックスをオフにすると、対称の/選択したパッドからペーストマスクを削除できます。


データ管理

内蔵のバージョン ストレージへの合理化されたアクセス

Altium Designer では、ローカルプロジェクト用に Altium 365 に内蔵されている Git ベースのバージョン ストレージの利点をより簡単に使用できます。この機能強化については、以下で説明します。

  • 以下の Add to Version Control ダイアログを繰り返し使用して、Altium 365 Workspace へ接続し (利用できる場合)、他のカスタム リポジトリが構成されていない場合、現在のプロジェクトをオンラインで利用できるようにすることができます。このダイアログを表示するには、Projects パネルでプロジェクト名を右クリックし、現在、workspace を使用していない時に History & Version Control » Add Project to Version Control を選択します。

  • Altium 365 Workspace 内の接続が可能な場合、Projects パネル内のローカルプロジェクトを右クリックして表示されるメニューにある Make Project Available Online コマンドを使用した後、Make Available Online ダイアログ内の Version Control オプションを有効にすることもできます。


回路シミュレーション

パラメータ スイープの強化

パラメータ スイープ中に 3 つ以上のパラメータをスイープする機能を追加しました。

出力変数のカテゴリを追加

Add Output Expression ダイアログに Waveforms Functions ドロップダウンを追加して、必要な項目を選択できます。

X、Y スケール設定の保存

プロットの X、Y スケール設定は、開いて保存した .sdf ドキュメントのシミュレーション プロセス中に保持されます。

DC、および過渡解析で対応した新しい変数

以下の変数を DC、および過渡解析で対応しました

  • コンデンサの出力電荷
  • 電流スイッチの出力コンダクタンス
  • 電圧スイッチの出力コンダクタンス
  • 独立した電流源モデルの出力電流
  • 機能電圧、および電流源の出力電力
  • コンデンサの出力電圧
  • 電圧スイッチの出力電圧
  • 独立した電圧源の出力電圧
  • 電流スイッチの出力電圧

Altium Designer 21.6

リリース日: 2021年8月20日 – バージョン 21.6.4 (build 81)
リリース日: 2021年7月22日 – バージョン 21.6.1 (build 37)

Altium Designer バージョン 21.6 のリリースノート


Altium Designer 21.5

リリース日: 2021年6月22日 – バージョン 21.5.1 (build 32)

Altium Designer バージョン 21.5 のリリースノート


Altium Designer 21.4

リリース日: 2021年5月25日 – バージョン 21.4.1 (build 30)

Altium Designer バージョン 21.4 のリリースノート


Altium Designer 21.3

リリース日: 2021年4月29日 – バージョン 21.3.2 (build 30) - ホットフィックス
リリース日: 2021年4月22日 – バージョン 21.3.1 (build 25)

Altium Designer バージョン 21.3 のリリースノート


Altium Designer 21.2

リリース日: 2021年3月19日– バージョン 21.2.2 (build 38) - ホットフィックス 2
リリース日: 2021年3月11日– バージョン 21.2.1 (build 34) - ホットフィックス
リリース日: 2021年3月04日 – バージョン 21.2.0 (build 30)

Altium Designer バージョン 21.2 のリリースノート

Highlights in Update 2
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PCB デザイン

配膳の改善

Altium の専用配線技術チームは、この更新でインタラクティブ配線とドラッグ動作を改善し続けています。

差動ペア配線のアーク

コーナーにアークがある差動ペアの処理を改善し、コーナー アークが同心になり (同じ中心点を共有)、ペア内のクリアランスがコーナー周辺で同じに保たれるようになりました。

よりクリーンな Round パッドへの配線

Round パッドへ配線するアルゴリズムを改善し、ドラッグ中にパッドへの配線が直交、または対角線に整列するようにしました (ドラッグ中にパッド内に小さな jog、または bump が追加されるのを減少しました)。

 画像にカーソルを合わせると、前の動作が表示されます。 画像にカーソルを合わせると、前の動作が表示されます。

配線と一緒にコンポーネントを移動

Ctrl+Arrow ショートカットは、選択したコンポーネントを 1 グリッド ステップで移動するための一般的な手法です (Shift キーも押すと 10 グリッドステップ移動します)。この手法は、Component re-route オプション (Preferences ダイアログの Interactive Routing ページ) を対応します - コンポーネントを移動すると配線が更新されます。

Rigid-Flex 2

リジッドフレキシブルは現在開発中です。最近の改善には、基板プランニング モードで作業する時の新しいボード領域と折り曲げラインの動作、およびレイヤ構成マネージャでの Board モードの導入が含まれます。この新しい機能は、Rigid-Flex 2.0と呼ばれます。

Rigid-Flex 1.0 と Rigid-Flex 2.0 間を切り換えるには、Advanced Settings ダイアログ で以下の詳細なオプションを設定します:

  • Rigid-Flex 1.0 - Legacy.PCB.RigidFlex を有効、PCB.RigidFlex.SubstackPlanning を無効
  • Rigid-Flex 2.0 - Legacy.PCB.RigidFlex を無効、PCB.RigidFlex.SubstackPlanning を有効

レイヤ構成マネージャの Board モードでレイヤの厚さを調整する機能

レイヤ構成マネージャの Board モードでは、レイヤは各レイヤの作成された厚さをほぼ表すように描画されます (Ctrl+MouseRoll ショートカットを使用してこのビューをズームします)。 より厚く、層数の多い基板で作業する場合に役立つように、Realistic Ratio オプションを追加しました。このオプションを無効にすると、各レイヤは、全体の厚さに比例した厚さで表示され続けますが、速度は低下します。

 各層の厚さは、実際の厚さを表すために描画されます。 各層の厚さは、実際の厚さを表すために描画されます。カーソルを合わせると、Realistic Ratio オプションのオン/オフを切り換えた時の違いが表示されます。

四角形オブジェクトの改善

アスペクト比をロックする機能を追加

四角形オブジェクトの幅と高さをロックする機能を追加しました。Rectangle モードの Properties パネルでリンク アイコンを切り換えて、四角形の幅/高さを変更する時にアスペクト比をロック/ロック解除できます。現在のロック/ロック解除の状態がアイコンで示されます

 アスペクト比をロックした四角形。カーソルを画像の上に置くと、ロックされていないアイコンが表示されます。 アスペクト比をロックした四角形。カーソルを画像の上に置くと、ロックされていないアイコンが表示されます。

四角形を変換する機能を追加

Tools » Convert サブメニューに Explode Rectangles to Free Primitives コマンドを追加しました。これにより、四角形オブジェクトをプリミティブオブジェクトに分解できます


データ管理

新しい Save to Server ダイアログと Projects パネルでのコマンド

サーバ上のプロジェクトに属するドキュメントを変更し、ローカルに保存する時、Projects パネルのエントリに Save to Server リンクが表示されます (サーバへの変更も保存するように警告されます)。リンクをクリックすると、Save to Server ダイアログが表示され、保存するドキュメントを選択できます。OK をクリックするとドキュメントがサーバに保存され、Save to Server リンクは Projects パネルから消えます。

'Exclude from Project' コマンドを追加

以前に削除した Remove from Project コマンドを復活し、コマンドの機能がわかりやすくなるように Exclude from Project に名称を変更しました。このコマンドは、Projects パネルの右クリック メニューにあります (バージョンコントロール下のプロジェクトの場合)。

プロジェクトの 'Delete' コマンドを改善

Projects パネルで右クリックして表示される Delete コマンドは、バージョンコントロール下のプロジェクトだけでなく、全てのタイプのプロジェクトで 使用できます。

新しい Duplicate Component 違反タイプを追加

Single Component エディタで重複部品が作成されないようにするために、Preferences ダイアログの Data Management - Component Rule Checks ページDuplicate component by Name、および Duplicate component by PCL の違反タイプを追加しました。両方の違反の Report Mode は、デフォルトでは No Report です。

これらの違反タイプの Report Mode を変更すると、重複を検索するためにサーバに対して追加のクエリが実行されるため、コンポーネントのリリース パフォーマンスに影響します。

インポーター/エクスポーター

Hyperlynx ファイルのエクスポートを改善

Hyperlynx (*.HYP) エクスポーターを改善し、コンポーネント値 (コンポーネントの Value パラメーター) と part numbers (コンポーネントの Comment プロパティ) を含めました。以前は、エクスポートしたファイルには、レイヤとデジグネータの情報しか含まれていませんでした。この情報により、Hyperlynx でコンポーネント モデルを割り当てるプロセスを容易にできます。


回路シミュレーション

SPICE モデルに基づいてシンボルを配置する機能を追加

.MODEL コマンドで記述された SPICE コンポーネントのシンボルを生成する機能を追加しました。下図では、モデルファイル models3.mdl がアクティブなライブラリであることに注意してください。リストで、モデルの種類を選択すると、Simulation Generic Components ライブラリから適切なコンポーネント シンボルが自動で選択されます。これにより、選択したモデルをシンボルとして回路図に直接、配置できます。

以下の表は、対応しているモデルの種類と、シンボルの配置元のライブラリ コンポーネントを示します。

コンポーネント Model Text シンボル
(SIM Library Design Item ID)
Resistor .MODEL <model name> RES Resistor
Capacitor .MODEL <model name> CAP Capacitor
Inductor .MODEL <model name> IND Inductor
Diode .MODEL <model name> D Diode
Bipolar transistor .MODEL <model name> NPN BJT NPN 4 MGP
Bipolar transistor .MODEL <model name> PNP BJT PNP 4 MGP
Junction FET .MODEL <model name> NJF JFET N-ch Level2
Junction FET .MODEL <model name> PJF JFET P-ch Level2
MOSFET .MODEL <model name> NMOS MOSFET N-ch Level1
MOSFET .MODEL <model name> PMOS MOSFET P-ch Level1

*.CIR ファイルの対応

SPICE ライブラリ ファイルとして *.cir ファイルを対応しました。

AC、DC、過渡解析のデフォルト値

AC、DC、過渡解析の入力データ欄のデフォルト値を対応しました。


Altium Designer 21.1

リリース日: 2021年2月12日 – バージョン 21.1.1 (build 26)

Altium Designer バージョン 21.1 のリリースノート

Altium NEXUS 4.1

Released: 12 February 2021 – Version 4.1.1 (build 18)

Release Notes for Altium NEXUS Version 4.1

Highlights in Update 1
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Altium Designer 21 の更新 1 へようこそ。Altium Designer のこの更新では、ソフトウェアの主要なテクノロジーの改善点があります。また、AltiumLive コミュニティの BugCrunch システムで、お客様が報告した問題点の改善にも取り組んでいます。

Welcome to Update 1 for Altium NEXUS 4. This update to Altium NEXUS continues to deliver improvements and enhancements to the software's core technologies, while also addressing many of the ideas raised by customers through the AltiumLive Community's BugCrunch system.


回路図

Generic コンポーネントの容易な交換

Generic コンポーネントは、利用可能なコンポーネント ソースから特定のメーカーの部品を見つけて選択することなく、デザインに素早く配置できる基本的なコンポーネントです。それらをプレースホルダー (一時的なもの) として使用し、設計プロセスの後半で適切なコンポーネントに簡単に置き換えることができます。また、仮想コンポーネント、またはパラメータ コンポーネントと見なすこともできます。

Generic Component モードの Properties パネルにある Design Item ID 欄は、Replace ボタンに変更しました。Replace ボタンは、前の Design Item ID と同じように働き、その機能をより明確に定義するように変更しました。Replace をクリックすると、Replace Generic Component ダイアログが表示され、目的のコンポーネントを選択できます。選択した後、Replace Generic Component ダイアログで OK をクリックすると、回路図上にある generic コンポーネントが、選択したコンポーネントに置き換えられます。

読み取り専用の Comment 欄も、Generic Component モードの Properties パネルに追加しました。この欄には、デフォルトで ComponentType 値が表示されます (他のパラーメータ値を含む)。

Generic コンポーネントのフットプリントの設定

Generic コンポーネントはプレースホルダー コンポーネントとして使用でき、プロパティは設計の進行に合わせて定義できます。このプロセスを手助けするために、接続された Workspace にあるフットプリントのリストが表示されます。

利用できるフットプリントのリストは以下です:

  • 現在、接続されている Workspace のフットプリント
  • 同じ ComponentType を持つ他のコンポーネントで使用されているフットプリント

その他の Generic コンポーネント インターフェースの更新には、次のものがあります:

  • Components パネル の Generic Component タイルをクリックすると、そのタイプの利用できるコンポーネントのリストが表示されます。
  • Components パネルの Generic Component タイル内の ボタンをクリックすると、配置モードになります – タイルにカーソルを合わせると、このボタンが表示されます。

 Generic コンポーネント の詳細をご覧ください。

回路図テンプレートでの作業

ローカルの回路図シート テンプレートを選択する時 (Design » Sheet Templates » Local)、コマンドの機能を明確にするために、Choose another file オプションの名称を Load From File に変更しました。

クロスリファレンス パラメータの表示

ポートオフシートコネクタ オブジェクトの CrossRef パラメータに、表示アイコン ( ) を追加しました。必要に応じて、各オブジェクトの Properties パネルにあるアイコンを有効/無効にできます。下図は、回路図シートで選択されているポートの CrossRef パラメータが有効になっている表示アイコンを示します。


PCB デザイン

改善したレイヤ構成管理を備えた Rigid-Flex 2.0

Rigid-Flex 2.0 は、全てのタイプのリジッドフレキシブル基板のデザインを対応します。最初のステップは、最近リリースしたボード領域と折り曲げラインのオブジェクト レベルの改善でした。この更新では、レイヤ構成マネージャに Board ビュー モードを追加し、リジッドフレキシブルデザインに必要な様々なサブスタックの定義や構成が大幅に容易になりました。

Rigid-Flex 2.0 の主な改善点は以下です:

  • レイヤ構成マネージャの新しい Board ビュー モード。様々なサブスタックの Z 平面ビューで表示されます (レイヤ構成マネージャで Rigid-Flex モードが有効になると利用できます)
  • 重なるフレキシブル領域の定義 (bookbinder rigid-flexと呼ばれることが多い)
  • リジッド領域を重ねるフレキシブル部の定義
  • Shift+Click ショートカットを使用して、サブスタック内の特定のレイヤを選択する機能
  • ドラッグアンドドロップや、右クリックメニューの Insert/Copy/Paste コマンドを使用して、選択したレイヤ/サブスタックから新しいサブスタックを作成できます
  • サブスタックのフレキシブルからリジッドへの侵入距離を定義 (材料の使用法を個別に設定)

レイヤ構成マネージャの新しい Board ビューは、基板構造全体の Z 平面を示します。多くのリジッドフレキシブル デザインでは基板の異なる領域で同じサブスタック構成を使用するため、既存のサブスタックを新しい場所に素早く作成するためのコマンドが含まれています。サブスタックを選択し、右クリックして既存のサブスタックの前後にそのサブスタックのコピーを挿入するか、サブスタックをコピーして新しい場所にペーストします (Insert Selected Layers ダイアログが表示されます)。

サブスタックを選択するのと同様に、サブスタック内の特定のレイヤを選択して、それらを新しい場所へコピーしてペーストすることもできます。Shift キーを押しながらレイヤをクリックして、個々のレイヤを選択できます。Shift キーを押しながら他のレイヤをクリックして、選択したレイヤのセットを作成できます。または、Shift キーを押しながら first layer をクリックしてから、last layer に直接、移動し、Shift キーを押しながらクリックして選択できます (間にある全てのレイヤも選択されます)。

それから、選択したレイヤのセットを Board ビューで水平方向にドラッグアンドドロップして、それらのレイヤの新しいサブスタックを作成するか、右クリックメニューのコマンドを使用できます (以下の動画を参照)。

Board ビュー機能は、Open Beta です。この機能を使用するには、Advanced Settings ダイアログの PCB:RigidFlex.SubstackPlanning オプションを有効にします。

新しい 3D ビュー モードのコマンド

3D ビュー モードのビューに Flipped Isometric View を追加しました。View » 3D View Control » Flipped Isometric View メニュー コマンド、または Ctrl+Num0 ショートカットキーを使用します。


データ管理とデザインの共同作業

共同作業者の通知の改善

Collaboration Bar とユーザ通知を更新し、同じプロジェクトで作業している設計者間で追加のステータス情報が表示されます (編集中のドキュメントに 'ソフトロック' が適用されます)。ロックは、ドキュメントを最初に変更する設計者に関連付けられており、他の設計者はこれを上書きできます。現在の共同作業の状態は、Projects パネルと Collaboration Bar (共同作業を行っているユーザは、表示グループと編集グループで別々に表示されます) の両方に表示されます。

ユーザインターフェースの更新には、別のユーザによって編集されている (modified state) ドキュメントにローカルに変更しようとしている場合など、主要な共同作業イベントが起きた時にポップアップする情報や動作のダイアログも含まれます。この状態はバージョンの競合を引き起こす可能性が高いため、ダイアログでは、ローカルの変更を元に戻すか、リモート ソフトロックを無視 (上書き) するかを選択できます。このダイアログは、以前の Edit Document ダイアログに置き換わるものです。

 2人の設計者が同じドキュメントで作業している状態。 2人の設計者が同じドキュメントで作業している状態。

詳細については、Collaborators Visualization and Conflict Prevention をご覧ください。

Project Options ダイアログ (Project » Project Options) の General タブにある Enable Conflict Prevention Notifications オプションをオフにすると、共同作業通知を無効にできることに注意してください。

2 つのリリース間のガーバーファイルの比較

多くの設計者が使用する一般的なリリース準備のテストは、現在のリリースから生成されたガーバーファイルを以前のリリースと比較することです。これは、プロジェクトのリリースの準備ができたら、Project Releaser で実行できます。比較は Altium365 で実行されます。デフォルトの web ブラウザで会社のWorkspace が開き、結果が表示されます。

Gerber Comparison 機能の詳細をご覧ください。

テンプレートでの作業

テンプレートが Preferences ダイアログの Data Management - Templates ページでデフォルトとして設定されている場合、システムのデフォルトと区別するために、My Default と Default として表示されます。

ローカル、およびサーバ テンプレートにアクセスして、マルチボード回路図ドキュメント用に選択できます。


回路シミュレーション

コンポーネントとモデル

ローカル、および Generic シミュレーション ライブラリの参照を統合し、シミュレーション ソース、および generic コンポーネントの作業を容易にしました。この変更は、Sim Model ダイアログの Source 選択オプションから Generic ボタンを削除したことです。Local オプションを選択すると、両方のローカル ライブラリ タイプを利用できます。

解析

DC 解析のスイープ変数として、より多くの回路オブジェクトを使用できます。ドロップダウン変数リストで抵抗を選択できますが、コンデンサやコイルは含まれていません。

シミュレーション エンジンは、過渡解析の sdtddt や LTspice delay 機能を対応しました。

プロットと結果

Simulation Dashboard パネルで、シミュレーション結果の表題名を変更したり、内容説明を追加できます。

Add Output Expression ダイアログに Plot Number 欄を追加しました。この欄では、シミュレーション データを表示するプロットを選択できます。

 Mixed-signal Circuit Simulationrecent simulation user interface updates の詳細をご覧ください。


Altium Designer 21.0

リリース日: 2021年1月11日 – バージョン 21.0.9 (build 235) - ホットフィックス
リリース日: 2020年12月17日 – バージョン: 21.0.8 (build 223)

Altium Designer バージョン 21.0 のリリースノート

Altium NEXUS 4.0

Released: 11 January 2021 – Version 4.0.9 (build 70) - Hot Fix
Released: 17 December 2020 – Version: 4.0.8 (build 67)

Release Notes for Altium NEXUS Version 4.0


 

 

注記

利用できる機能は、Altium Designer ソフトウェア サブスクリプション のレベルによって異なります。

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