折り曲げライン

This document is no longer available beyond version 4. Information can now be found here: Bending Zone Definition for version 5

Applies to NEXUS Client version: 4

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リジッドフレキシブルは、積極的に開発しています。新しいリジッドフレキシブル機能を使用するには、Advanced Settings ダイアログ で以下の変更を行う必要があります:

  • 新しい折り曲げライン機能を利用するには、Legacy.PCB.RigidFlex オプションを無効にします。
  • このページのドキュメントは、新しい折り曲げライン機能に関するものです。Legacy.PCB.RigidFlex オプションを無効にしていない場合、以前のバージョンのドキュメントを使用する必要があります。

親ページ: PCB Objects

 折り曲げラインをフレキシブル領域上に配置し、基板を 180 度、折りたたむことができるように設定。フレキシブル領域での物理的な折り曲げの位置とプロパティを定義するための複数の折り曲げライン (オレンジ色の破線で示されている) がある基板。オレンジ色の帯は、曲げる領域を示します。

概要

折り曲げラインは、プリント回路基板のフレキシブル領域の折り曲げを定義する PCB オブジェクトです。折り曲げラインを基板領域に配置したら、折り曲げ角度や半径等、その領域がどこでどのように折り曲げるかを定義します。PCB が 3D レイアウト モードで表示されている場合、折り曲げを適用して、折りたたんだり展開する時のリジッドフレキシブル デザインの動作を実際に表示できます。

折り曲げラインをフレキシブル領域上に配置し、基板を 180 度、折りたたむことができるように設定。

使用方法

折り曲げラインは、表示モードが基板プランニング モード (View » Board Planning Mode、またはショートカット 1 を押します) に設定されている場合に PCB エディタで使用できます。

配置

折り曲げラインを配置するには、以下を行います:

  1. View » Board Planning Mode (または、ショートカット 1 を押します) を選択して、基板プランニング モードにします。
  2. メインメニューから Place » Define Bending Line を選択、またはアクティブバー ボタンをクリックします。
  3. 折り曲げラインは、必要な基板領域の上に配置し、接続されません (折り曲げラインは、Stack Regions プロパティで基板領域に関連付けられます)。基板領域の端の近くをクリックして、折り曲げラインの開始位置を定義します。
  4. カーソルを必要な終了位置に移動し、クリックして折り曲げラインを配置します。折り曲げラインの少なくとも一方の端は、それが適用される基板領域の境界に接触、または交差する必要があることに注意してください。
  5. 折り曲げラインの配置モードのままにして、必要に応じて、別の折り曲げラインを配置できます。この配置を継続しない場合は、右クリック、または Esc キーを押して、折り曲げラインの配置モードを終了します。
  6. 折り曲げラインを選択し、Properties パネルRadius (半径) と Bend Angle (折り曲げ曲げ角度) を設定します。

折り曲げラインの配置中、カーソルはカーソル スナップ設定によって制約されます。これには、現在のスナップ グリッド、スナップに使用できるオブジェクト、ワークスペース ガイド、および軸スナップ設定が含まれます。これらを使用して、必要な形状を作成できます。

詳細については、Understanding the Snap Behavior をご覧ください。

グラフィカル編集

折り曲げラインは、選択してドラッグする方法を使用して、ラインの両端の頂点を操作することでグラフィカルに編集できます。

折り曲げラインの移動

  1. View » Board Planning Mode (または、ショートカット 1 を押します) を選択して、基板プランニング モードにします。
  2. 折り曲げラインの両端にある頂点をクリックして押したままにし、その頂点を必要な位置にドラッグして、マウスボタンを離します。カーソルは現在のカーソル スナップ設定に制限されます。この設定は、作業中に Ctrl+E を押して変更できます。
  3. 折り曲げの位置は、折り曲げラインの新しい位置で再定義されます。

 折り曲げラインの頂点を選択してドラッグし、基板上の折り曲げラインの位置を変更できます。カーソルは、現在のカーソル スナップ設定によって制限されます。 折り曲げラインの頂点を選択してドラッグし、基板上の折り曲げラインの位置を変更できます。カーソルは、現在のカーソル スナップ設定によって制限されます。

折り曲げラインの削除

  1. View » Board Planning Mode (または、ショートカット 1 を押します) を選択して、基板プランニング モードにします。
  2. 頂点の 1 つをクリックして折り曲げラインを選択し、Delete キーを押します。

非グラフィカル編集

非グラフィカル編集の方法は以下です:

Properties パネル経由の編集

Properties page: Bending Line Properties

この編集方法では、Properties パネルを使用して、折り曲げライン オブジェクトのプロパティを変更できます。

Bending Line モードの Properties パネルBending Line モードの Properties パネル

配置後、折り曲げライン モードProperties パネルは、以下のいずれかの方法で表示できます:

  • Properties パネルが既にアクティブの場合、折り曲げライン オブジェクトを選択します。
  • 折り曲げライン オブジェクトを選択した後、ワークスペースの右下にある Panels ボタンからProperties を選択、またはメインメニューの View » Panels » Properties を選択します。

Preferences ダイアログの PCB Editor - General ページ で Double Click Runs Interactive Properties オプションが無効 (デフォルト) の場合、プリミティブをダブルクリックするか、選択したプリミティブを右クリックして Properties を選択すると、ダイアログが表示されます。Double Click Runs Interactive Properties オプションを有効にすると、Properties パネルが表示されます。

ダイアログとパネル内のオプションは同じですが、オプションの順序や配置が若干、異なる場合があります。

Ctrl+Q を押して、パネルで現在、使用している測定単位をメートル系 (mm) とインチ系 (mil) 間で切り換えできます。これは、パネルでの測定値の表示にのみ影響し、基板で指定した測定単位は変更されません (これは、ワークスペースでオブジェクトを選択していない時に、Properties パネルの Units で設定します。

 

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