KB: ODB++ファイルでの部品位置のずれを解決する
Created: 5月 07, 2024 | Updated: 11月 30, 2025
ODB++ファイルを製造業者用ソフトウェアMacroFabにインポートしています。毎回、部品配置ファイルを取り込むと、Gerberファイル上の実際の基板原点から位置がずれてしまいます。MacroFabソフトウェアにインポートする際に、部品配置ファイルの位置をPCBの0,0原点と一致させるにはどうすればよいですか。
ソリューションの詳細
ODB++ では常に「相対原点」が (0,0) として使用されます。 詳細設定 タブの Gerber セットアップ ダイアログ内で、「フィルム上の位置」について以下の3つのオプションがあります。
1 絶対原点を基準
2 相対原点を基準
3 フィルムの中央
Gerber と ODB++ の位置を一致させるには「相対原点を基準」を使用してください。
絶対原点は、Edit » Jump » Absolute Originを使用したときにカーソルがジャンプする位置です。
相対原点は、Edit » Jump » Current Originを使用したときにカーソルがジャンプする位置です。これは、Edit » Origin » Setコマンドでユーザーが任意に設定した位置となります。(Edit » Origin » Resetでリセット可能です。)
Gerber セットアップの詳細はこちらをご覧ください:
Gerber セットアップ
ODB セットアップの詳細はこちらをご覧ください:
ODB セットアップ