Tests モジュール - 導入と設定

はじめに

Tests モジュールでは、ユーザーはテスト手順をステップごとに詳細に定義します。また、担当エンジニア（テストエンジニアまたはシステムエンジニア）は、要件をテストステップに参照し、テスト実行の記録を保持し、要件の検証方法（テスト）を自動的に更新します。

テスト モジュールの設定

作成する各テスト手順には、それを定義する一連の詳細を設定できます。これらの詳細には、Name（名前）、Description（説明）、Owner（所有者）、Creator（作成者）などがあります。これらの詳細のほかに、タグや添付ファイルをテスト手順に追加することもできます。これらは、特定のテストが属する開発プロセスのステージを追跡したり、そのテストに付属する重要なドキュメントを保存したりするのに役立ちます。ワークフローを容易にするために、Requirements & Systems Portal では、各テストに複 数のファイルやタグを追加できます。

テスト手順は、さまざまなステップで構成されます。テスト作成者とそのチームは、各ステップから期待されることを正確に詳細に説明することができ、テスト エンジニアは、自分の仕事をどのように実行すればよいか、手順の各ポイントで何を確認すればよいかを正確に知ることができます。さらなるサポートのために、各ステップにはファイルやタグを添付することもできます。

各ステップは、必要なだけ詳細に設定できます。Requirements & Systems Portal では、各ステップ内にサブステップを作成できるため、各ステップに対する理解、詳細、および継続的な開発をより深いレベルで行うことができます。

サブステップは親ステップとつながっていますが、独立したファイルやタグを持つこともできます。例えば、テストエンジニアに期待される出力チャートを残す必要があるとします。ステップにファイル（画像、pdfなど）を追加し、タグ Compare results (を追加することで、テストエンジニアが最大限の効率で業務を遂行できるようになります。