CircuitMaker で PCB 上のソリッドリージョンオブジェクトを操作する

さまざまな種類のリージョンオブジェクト配置例
さまざまな種類のリージョンオブジェクト配置例

ソリッドリージョン(リージョンとも呼ばれます)は、多角形の形状を持つプリミティブオブジェクトで、任意のレイヤーに配置できます。リージョンは任意の数の辺や頂点(コーナー)を持つことができ、信号層に配置してシールドや大電流を流すためのソリッド銅エリアを定義することができます。ポジティブリージョンはトラックやアークセグメントと組み合わせてネットに接続することができます。PCBライブラリエディタでは、リージョンを使用して銅層上のカスタムパッド形状や、はんだマスク・ペーストマスク上の特殊なマスク形状を作成できます。非電気的レイヤーでは、ロゴなどの用途でカスタム形状を定義するためにリージョンを使用できます。

ソリッドリージョンは、たとえば銅リージョンとして配置するポジティブや、ポリゴンポアカットアウトとして配置するネガティブなど、設定を変更できます。マルチレイヤー上にネガティブとして配置することで、基板のカットアウトとしても利用できます。ネガティブとして配置された場合、リージョンはポリゴンポア内にカットアウト(空洞)を作成します。このモードでは、ポリゴンを流し込んだ際にリージョン内は銅で埋められません。基板カットアウト用のネガティブリージョンとして(マルチレイヤー上に配置することで)使用する場合、完成基板に穴が開く領域を定義します。基板カットアウトリージョンは、製造用のGerberやODB++ファイルに専用のRoutレイヤーを通じて転送されます。

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