回路図の改善

Altium Designer 16.1 では、類似オブジェクトの検索 機能に関するスコープの追加、ネット色機能を使用して、バス、またはそれに関連するネットをハイライトする時にバスエントリも含める等、回路図エディタの機能を改善しました。回路設計全体を改善して、生産性や効率化を向上できます。

類似オブジェクトの検索 機能のスコープを追加

以前のバージョンでは、Current Document、または all Open Documents のどちらかのスコープを使用して、類似オブジェクトを検索できました。Altium Designer 16.1 では、3 つ目のスコープ - Project Documents を追加しました。これにより、アクティブなプロジェクト内で、類似オブジェクトを検索できます。

新しい Project Documents スコープを使用して、アクティブなプロジェクト内で類似オブジェクトを検索。

バスをハイライトする時、バスエントリも含める

Altium Designer 16.0 では、ネット色の機能を使用してバスをハイライト表示できますが、バスエントリがハイライト表示されませんでした。Altium Designer 16.1 では、これを修正し、バスエントリもバスで指定したネット色で表示されます。

ネット色の機能を使用してバス（または、バスを含むネット）をハイライト表示する時、バスエントリもハイライト表示されます。

Annotate ダイアログで、より明確になったデジグネータのロック表示

Annotate ダイアログのリストの上部に、南京錠のアイコン () を追加しました。ここの設定は、デジグネータやサブパートを変更しないようにするために使用するもので、アイコンを表示することでより明確になりました。

南京錠のアイコンにより、コンポーネントデジグネータ、またはマルチパート コンポーネントのサブパートを変更しない設定として明確になりました。