機能説明

Requirements & Systems Portalには、要件定義、システム設計からシステムのテストまでを実行できる6つのモジュールがあります。各モジュールにはそれぞれ特徴があり、システムの設計、シミュレーション、テスト、検証を支援します。現在、Requirements & Systems Portal で提供しているモジュールは以下のとおりです：

(追伸：以下の説明は、各モジュールがどのような内容を含んでいるのか、その一部をご紹介することを目的としています。より深くご理解いただくには、以下のリンクをクリックして各モジュールにお進みください)

• プロジェクト モジュール： Requirements & Systems Portal のプロジェクト モジュールは、プロジェクトの管理、チーム メイトの追加、アクセス管理、ディスカッション、通知、タスク、およびプロジェクト タイムラインを 1 か所で確認できる場所です。これは通常、他のモジュールに進む前に設定する最初のステップです。

• システム設計モジュール：システムデザインモジュールでは、すべてのブロックを追加、変更、管理することができます。ブロックは、最終製品の要素（要素は、構造などの物理的な部分や、軌道、操作などの論理的な部分）で、コンポーネントツリー内の階層的な関係で表されます。ブロックにサブブロックを追加し、適宜変更することができます。

• 要件モジ ュ ール ： 要件モジ ュ ールでは、 すべての要件の追加、 変更、 管理、 お よ び検証を一箇所で行 う こ と がで き ます。要件は、 ステークホルダ ニーズ、 組織ニーズ、 規制、 システム仕様、 設計仕様などに関連する 仕様にグループ化できます。

• Analysesモジュール：Analysesモジュールは、テキスト、グラフ、予算、チャートなどを含むすべてのドキュメントを一箇所で作成および保存するために使用できるスマートなドキュメントです。ブロックモジュール内でヴァリが変更されると、その変更は自動的に分析ドキュメントに反映されます。また、"Table views "タブを使用することで、表形式での文書化も可能です。

• スクリプト・モジュール： スクリプト・モジュールでは、プロジェクトで必要となる複雑な計算を行うことができます。Octaveエンジン（オープンソースのMATLABツール）またはpythonエンジンで動作し、Octaveまたはpythonで書かれた計算プログラムにプロパティを入出力としてリンクすることができます。

• 検証・妥当性確認モジュール： 検証・妥当性確認モジュールは、すべての検証・妥当性確認作業のための一元的な場所を提供します。検証アクティビティを作成、整理、追跡するための単一のインターフェイスを提供し、プロセスを簡素化し、複数のモジュールをナビゲートする必要性を低減します。また、一貫したワークフローを促進し、要件の定義と検証の実行をシームレスに移行することができます。

以上の概要により、Requirements & Systems Portal の活用にご関心をお持ちいただけたことと思います。それでは、これらの各モジュールを 1 つずつ深く掘り下げていきましょう。