Differential Pair Net Connection Polarity Inversed

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親カテゴリ: ネットに関連する違反

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概要

この違反は、差動ペアネットの極性が、接続された差動ペアピンの極性と異なるときに起こります。例えば、positiveネットがnegativeピンに接続されている、或いはその逆の場合です。

通知

回路図でコンパイラerrorとwarningを表示するように設定している場合 (PreferencesダイアログSchematic - Compilerページで有効化)、問題のオブジェクトの下に色付きの波線が表示されます。オブジェクトにマウスを合わせると、違反を要約したヒントがポップアップ表示されます。Messagesパネルには、以下の形式の通知も表示されます。

Inversed connection on differential pair <PairName>: net <NetName> is connected to pin <PinDesignator> (<Polarity>)

上記は、以下を示します:

  • PairNameは、差動ペアの名前です (例: V_TX1)。
  • NetNameは、問題のネットの名前です (例: V_TX1_P)。
  • PinDesignatorは、問題のネットが接続されているデバイスピンのデジグネータです (例: E6)。
  • Polarityは、ピンの極性です (例: negative)。

推奨する解決策

MessagesパネルのDetails領域を用いて、接続された差動ペアピンを素早くクロスプローブ表示します。接続されたワイヤに接触しているネットラベルと、ピンの極性が一致していることを確かめます。例えば、ピンの名前がIO_L02N_0、およびネットラベルがV_TX1_Pの場合、ネットラベルをV_TX1_Nに変更します。

このタイプの違反メッセージが表示される場合 (ペアのpositiveネットがデバイスのnegativeピンに接続され、同じペアのnegativeネットがpositiveピンに接続されている場合)、接続されているネットラベルを交換するだけです。

ヒント

  • Object Hintsは、PreferencesダイアログのSystem - Design InsightページでEnable Connectivity Insightオプションが有効な場合のみ表示されます。Connectivity Insight Options領域内のObject Hintsに関連するコントロールを利用して、そのようなヒントの起動方式を決めることができます (マウスを合わせる、またはAlt+ダブルクリック)。

 

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