アライメントツール
Created: 8月 23, 2018 | Updated: 8月 23, 2018
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アライメント(整列)ツールは、リファレンスデジグネータを整列・等間隔配置するために使用します(選択矩形をドラッグしてデジグネータを選択する際に Ctrl を押し続けます)。
概要
コンポーネントは、接続性やシグナルインテグリティ要件によって定義される電気的要件を満たすだけでなく、組み立て工程で実装でき、さらにテストや修理時に容易に見つけられるように基板上へ配置する必要があります。これらの要件を満たすため、コンポーネントを合理的な配置グリッド上に置き、可能な限り適切な間隔と整列を確保して配置することには価値があります。コンポーネントに加えて、リファレンスデジグネータやその他のテキスト文字列など、別のオブジェクトを整列させることも重要になる場合があります。
これらの目標を達成するために、あらゆる種類の設計オブジェクトに使用できる位置決め・整列ツールが多数用意されています。
詳細
選択したオブジェクト一式を整列するには、Tools | Arrange |
をクリックし、表示されるドロップダウンメニューから必要なコマンドを選択します。
特に注記がない限り、アライメントコマンドは次の前提で使用します。
- Apply to Selected Objects - 必要な整列コマンドを選択する前に、オブジェクトを選択します。
-
Move Objects on the Current Grid - 整列コマンドを適用する前に、グリッドを適切な値に設定します。グリッドは Home | Grids and Units |
のドロップダウンで値を入力または選択して設定します。
| コマンド | 動作 |
|---|---|
| Align | Align Objects ダイアログを開き、水平および垂直の整列オプション(各5種類)から選択できます。なお、水平と垂直の両方を同時に有効にすると、選択したオブジェクトが互いに重なって積み重なるなど、競合が発生する場合があります。 |
| Position Component Text | Component Text Position ダイアログを開き、現在選択されているコンポーネントの Designator および/または Comment 文字列に対して、Autoposition の位置を選択して適用できます。なお、選択した Autoposition オプションは、文字列を手動で再配置するか、String または Component の各ダイアログで Autoposition オプションを変更するまで、これらのコンポーネントに適用されたままになります。 |
Align To Grid |
選択した各オブジェクトの参照点を、現在のスナップグリッド上へ移動します。多くのコンポーネントは参照点が幾何学中心に設定されているため、パッドがグリッドから外れる場合があります。このコマンド実行後も、パッドはグリッド外のままになります。 |
Move All Components Origin To Grid |
すべてのコンポーネントの参照点を、現在のスナップグリッド上へ移動します。なお、現在パッドがグリッド外にあるコンポーネントは移動されません。 |
| Align Left | 選択したオブジェクトを、最も左側にあるプリミティブの外側エッジが同じ X 位置になるように整列します。最も左側のプリミティブを持つオブジェクトが基準になります。 |
| Align Right | 選択したオブジェクトを、最も右側にあるプリミティブの外側エッジが同じ X 位置になるように整列します。最も右側のプリミティブを持つオブジェクトが基準になります。 |
| Align Left (maintain spacing) | 選択したオブジェクトを、最も左側にあるプリミティブの外側エッジが同じ X 位置になるように整列します。適用されるデザインルールに違反する位置へは移動しません。最も左側のプリミティブを持つオブジェクトが基準になります。 |
| Align Right (maintain spacing) | 選択したオブジェクトを、最も右側にあるプリミティブの外側エッジが同じ X 位置になるように整列します。適用されるデザインルールに違反する位置へは移動しません。最も右側のプリミティブを持つオブジェクトが基準になります。 |
| Align Horizontal Centers | オブジェクトを水平方向に移動し、中心が揃うように整列します。コマンド選択後、基準オブジェクトを選ぶためにクリックするよう促されます。 |
| Distribute Horizontally | 選択したオブジェクトを、水平方向に等間隔で配置します。左端と右端のオブジェクトは移動せず、その間で等間隔になります。なお、これにより移動したオブジェクトがグリッド外になる場合があります。 |
Increase Horizontal Spacing |
左端のオブジェクトを除く各オブジェクトを右へ移動し、最も近い隣接オブジェクトとの間隔がグリッド間隔 1 つ分だけ広がるようにします。 |
| Decrease Horizontal Spacing | 左端のオブジェクトを除く各オブジェクトを左へ移動し、最も近い隣接オブジェクトとの間隔がグリッド間隔 1 つ分だけ狭くなるようにします。 |
| Align Top | 選択したオブジェクトを、最も上側にあるプリミティブの外側エッジが同じ Y 位置になるように整列します。最も上側のプリミティブを持つオブジェクトが基準になります。 |
| Align Bottom | 選択したオブジェクトを、最も下側にあるプリミティブの外側エッジが同じ Y 位置になるように整列します。最も下側のプリミティブを持つオブジェクトが基準になります。 |
| Align Top (maintain spacing) | 選択したオブジェクトを、最も上側にあるプリミティブの外側エッジが同じ Y 位置になるように整列します。適用されるデザインルールに違反する位置へは移動しません。最も上側のプリミティブを持つオブジェクトが基準になります。 |
| Align Bottom (maintain spacing) | 選択したオブジェクトを、最も下側にあるプリミティブの外側エッジが同じ Y 位置になるように整列します。適用されるデザインルールに違反する位置へは移動しません。最も下側のプリミティブを持つオブジェクトが基準になります。 |
| Align Vertical Centers | オブジェクトを垂直方向に移動し、中心が揃うように整列します。コマンド選択後、基準オブジェクトを選ぶためにクリックするよう促されます。 |
| Distribute Vertically | 選択したオブジェクトを、垂直方向に等間隔で配置します。上端と下端のオブジェクトは移動せず、その間で等間隔になります。なお、これにより移動したオブジェクトがグリッド外になる場合があります。 |
| Increase Vertical Spacing | 下端のオブジェクトを除く各オブジェクトを上へ移動し、最も近い隣接オブジェクトとの間隔がグリッド間隔 1 つ分だけ広がるようにします。 |
| Decrease Vertical Spacing | 下端のオブジェクトを除く各オブジェクトを下へ移動し、最も近い隣接オブジェクトとの間隔がグリッド間隔 1 つ分だけ狭くなるようにします。 |