システム要件

概略

この記事では、Altium Designerの推奨システム要件と最小システム要件、対応するWindowsのバージョン、ハードウェア選定の指針、インストールやパフォーマンスに影響する互換性に関する重要な注意事項をまとめ、お使いのコンピューターでAltium Designerを使用できるかをすばやく確認できるようにしています。また、Altium 365への接続要件、DPIスケーリングの制限、推奨グラフィックスカードに加え、大規模な設計、サポート対象外の仮想マシン、Windows 11のスマートアプリコントロールなど、重要な検討事項も取り上げます。セットアップ時の問題を避け、最適な使用環境を実現するハードウェアとソフトウェアの構成を把握するために、インストール前の実用的なチェックリストとしてご活用ください。以下を読み進めて、システムの準備が整っていることを確認しましょう。

- Altium Designerを実行するための推奨要件と最小要件の違い。OS、プロセッサー、RAM、ストレージ、ディスプレイ、グラフィックスの要件を含みます。
- Altium 365、DPIスケーリング、Microsoft Officeへの依存関係、およびWebView2や3D PDFの表示といった機能に関する、互換性の重要な詳細。
- グラフィックスカードの選定、大規模なPCB設計、サポート対象外の仮想マシン、ファイルの保存先に関する指針、Windows 11のスマートアプリコントロールなど、使用環境に影響する可能性があるパフォーマンスとサポート上の考慮事項。
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Altium Designerをインストールする前に、お使いのコンピューターが以下のシステム要件を満たしていることを確認してください。 以下に、Altium Designerのインストールと実行に必要な推奨システム要件および最小システム要件を示します。

推奨システム要件

  • Windows 11 (64ビットのみ)

    Windows 10(64ビットのみ)は引き続きサポートされていますが、推奨されません。

  • 第12世代Intel® Core™ i7(Alder Lake)以降のプロセッサー、または同等品

  • 32 GBのRAM

  • 10 GBのハードディスク空き容量(インストール+ユーザーファイル)

  • SSD

  • GeForce GTX 1060/Radeon RX 470などの高性能グラフィックスカード(DirectX 11以降に完全対応)

  • 画面解像度2560x1440以上のデュアルモニター

  • SpaceMouse®など、3D PCB設計用の3Dマウス

  • Adobe® Reader®(3D PDFの表示にはバージョンXI以降が必要)

  • インターネット接続

  • 最新のWebブラウザー

  • 32ビット版または64ビット版のMicrosoft Office(BOMにはMicrosoft Excel、DbLibsにはMicrosoft Accessが必要)。64ビット版のMicrosoft Access Database Engine 2016(DbLibsに必要)– 64ビット版のMicrosoft Officeには含まれていますが、32ビット版のMicrosoft Officeには含まれていません。

ソフトウェア内で使用する一部のキーボードショートカットには、テンキーが必要です。

最小システム要件

  • Windows 11(64ビットのみ)

    Windows 10(64ビットのみ)は引き続きサポートされていますが、推奨されません。

  • Intel® Core™ i5プロセッサー、または同等品

  • 4 GBのRAM

  • 10 GBのハードディスク空き容量(インストール+ユーザーファイル)

  • GeForce 600シリーズ/Radeon HD 5000シリーズ/Intel HD 4600などのグラフィックスカード(DirectX 11以降に完全対応)

  • 画面解像度1680x1050(ワイドスクリーン)以上、または1600x1200(4:3)以上のモニター

  • Adobe® Reader®(3D PDFの表示にはバージョンXI以降が必要)

  • 最新のWebブラウザー

  • 32ビット版または64ビット版のMicrosoft Office(BOMにはMicrosoft Excel、DbLibsにはMicrosoft Accessが必要)。64ビット版のMicrosoft Access Database Engine 2016(DbLibsに必要)– 64ビット版のMicrosoft Officeには含まれていますが、32ビット版のMicrosoft Officeには含まれていません。

ソフトウェア内で使用する一部のキーボードショートカットには、テンキーが必要です。

Altium 365への接続

セキュリティとデータ整合性に関する業界のベストプラクティスに従い、Altium Platform(Altium 365)はTLS(Transport Layer Security)1.2をサポートしています。

AltiumのプラットフォームソリューションであるAltium DevelopおよびAltium Agileの一部として、Altium Designer DevelopとAltium Designer AgileにはTLS 1.2のサポートが標準で組み込まれており、Altium Platform上のそれぞれのワークスペース(Altium Develop WorkspaceおよびAltium Agile Workspace)に接続できます。

DPIスケーリングのサポート

次の表に、使用するモニターの垂直解像度に応じてサポートされるDPIスケーリングの最大値を示します。

モニターの垂直解像度(ピクセル) サポートされるDPIスケーリングの最大値
1024~1200 100%
1600 125%
1800 200%
2K以上 250%

複数のモニターを使用する場合、Altium Designerではモニターごとに異なるDPIスケーリング値を設定することはサポートされていません。すべてのUI要素に、メインモニターのDPIスケーリングが使用されます。

その他の考慮事項

優れたグラフィックスカードの重要性

グラフィックスカードは、システムのパフォーマンスと安定性の両方に大きな影響を与える重要なハードウェア要素です。優れた結果を実現し、システム全体の応答性と操作感を向上させ、GUIの遅延によって設計作業が妨げられるのを防ぐために、要件に合った適切なハードウェアを選択してください。このバージョンのAltium DesignerはDirectX 11向けに最適化されており、これをサポートするグラフィックスカードが必要です。Altiumは、グラフィックスエンジンにOpenGLではなく、ゲーミンググラフィックスカードの主流の標準となっているDirectXを採用しています。この選択の利点は、ゲーミングカードが同等の性能を持つワークステーション向けカードよりも大幅に安価な場合が多いことです。そのため、ワークステーション向けカードではなく、ゲーミングカードの使用を強くお勧めします。

高性能グラフィックスカードの必要性は、3D PCB機能をどの程度使用するかに直接関係します。たとえば、3D PCB機能をたまにしか使用しない場合は、HD4000グラフィックスを内蔵したCore i7プロセッサーで十分です。3D動画やインタラクティブなプレゼンテーションなど、計算負荷の高い作業で3D PCB機能を多用する場合は、高性能なゲーミンググラフィックスカードと、SpaceMouse®などの3Dマウスを組み合わせて使用することをお勧めします。

Altium Designerで高いパフォーマンスを得るために重要なGPU(グラフィックス処理ユニット)の指標は、1秒あたりの浮動小数点演算回数(FLOPS)で表される処理能力です。性能が700 GFLOPS未満のGPUの使用は推奨されません。この水準を超えると、処理能力に比例してパフォーマンスが向上します。たとえば、推奨グラフィックスカードの1つであるRadeon RX 470には、3793 GFLOPSの性能を持つGPUが搭載されています。

Altium設計ファイルの保存

Linuxのファイルシステムに関連するいくつかの問題により、Altium設計ファイルを保存するファイルサーバーとしてLinuxを使用することは推奨されません。

仮想マシンおよびエミュレーター上でのAltium Designerの実行

仮想マシンおよびエミュレーター上でのAltium Designerの実行はサポートされていません。仮想マシンまたはエミュレーター上でAltium Designerを実行すると、予期しないパフォーマンスの問題が発生する場合があります。

Smart App Control(Windows 11)との互換性

Smart App Control機能が有効になっているWindows 11でのAltium Designerの実行は、現在サポートされていません。Smart App Controlが一部のAltium DesignerのDLLファイルを未署名と判定し、読み込みをブロックする場合があります。その結果、Altium Designerが起動しなかったり、正常に動作しなかったりする可能性があります。このような問題が発生した場合は、Smart App Controlを無効にすることをお勧めします。

WebView2

Altium Designer内のブラウザー関連の要素(例:Homeページ)には、WebView2が使用されます。これにより、Windowsを更新するだけで、Altium Designer内で最新のWebブラウザーエンジンを利用できます。

この機能は、詳細設定ダイアログでSystem.UseWebView2オプションを有効にすると利用できます。 無効になっている場合、または接続先のWorkspaceがWebView2をサポートしていない場合は、CefSharp v.126が自動的に使用されます。

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機能の提供状況

ご利用可能な機能は、お使いのAltiumソリューション(Altium Develop、Altium Agile Teams、Altium Agile Enterprise、または有効な契約期間中のAltium Designer)によって異なります。

実際にお使いのソフトウェアに文書化されている機能が表示されない場合は、詳細についてAltium Sales までお問い合わせください。

従来のドキュメント

Altium Designer のドキュメントは、バージョンごとに掲載されなくなりました。Altium Designer の旧バージョンのドキュメントは、Other Installers ページの Legacy Documentation の項目をご覧ください。

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