EAGLE™からの移行

統合設計環境とは、単一のユーザーインターフェイスですべてのツールを操作することを意味します。そこにあるのは、1つのアプリケーション、1つのUIです。UI内では、タブを使用してツールとビューに移動します。非常に使いやすく効率的です。さらに、Altium DesignerのユーザーインターフェイスはWindowsに対応しており、多くのWindows機能とホットキーを使用できます。デザインの一部をコピーしたい場合は、その部分を強調表示して<C>キーを押した後、<V>キーを押して貼り付けます。

EAGLEでは、製造ドキュメントの一式をまとめるためにいくつかのアプリケーションが必要です。Altium Designerには、重要なドキュメントを構成する製造リリースツールセットが組み込まれています。そのため、ワンクリックで簡単に製造ドキュメント一式を作成できます。

EAGLEでは、サードパーティのアプリケーションを使用して部品を検索するか、さもなければ手作業で検索する必要があります。高性能なライブラリ管理ツール、部品検索ツール、ActiveBOMツールを備えたAltium Designerとは比較になりません。ライブラリ管理を行うと、コンポーネントの使用が簡単でわかりやすくなります。部品検索ツールを使用すると、部品のステータスがリアルタイムでわかります。Altium Designer内で、数百ものソースから価格、入手可能性、ライフサイクルをすべて確認できます。ActiveBOMは、BOMアセンブリタスクを自動化します。エラーのないBOMをすばやく作成し、部品のステータスを自動的に更新します。

Altium Designerのシステムレベルの設計機能を使用すると、複雑なマルチボードシステムでも簡単に設計できます。ネットと接続を追跡することに加えて、Altiumのトップランクの3Dエンジンと適切に適合させることもできます。これらのツールはすべて、単一の統合設計環境に緊密に統合されています。

ほとんどのPCB設計ツールと同様に、EAGLEにもデザインルールがありますが、特に配線が困難な大規模BGAパッケージを扱う場合は、基本的なルールだけでは不十分です。Altium Designerでは、特定の領域ごとにルールを割り当て、BGAを配線しやすい区分に分割できます。ルームは、特にマルチチャンネル通信インターフェースなど、回路がボード上で複数回使用される場合のコンポーネント配置にも役立ちます。