OrCAD®からの移行

数千人もの元OrCADユーザーが、既にPCB設計ツールセットをAltium Designerに変更する選択をしています。彼らのほとんどは、旧式のユーザーインターフェイスや、多数のアプリケーションが必要なせいで生産性が低下することに不満を感じていました。

弊社では、現在Altium DesignerでWindows®対応の単一統合設計環境を活用している元ユーザーの方々から話を伺いました。そして彼らの意見をもとに、Altiumツールがどのように現行のOrCADに関する不満を減らすかを示す以下のモジュールを作成しました。

指導者に会う

Mark Forbes

移行を開始

モジュール1

Windows対応の統合設計環境

Altium DesignerのユーザーインターフェイスはWindowsに対応しており、多くのWindows機能とホットキーを使用できます。設計の一部をコピーしたい場合は、その部分を強調表示して<C>キーを押します。統合設計環境とは、単一のユーザーインターフェイスですべてのツールを操作することを意味します。そのため、アプリケーションをいくつも開く必要はありません。UI内では、タブを使用してツールとビューに移動します。非常に使いやすく効率的です。

ADの操作性は、Windowsにかなり近くなっています。切り取りと貼り付けはWindowsと同じように機能し、ダブルクリックでファイルを開くこともできます。

Scott Elsberry, Data Systems Design

モジュール2

何を購入すべきかわかりやすい

元OrCADユーザーからは、カタログがアラカルト形式で何を購入すべきかわかりにくかったという意見が多く挙がりました。Altium Designerならば簡単です。Altium Designerには、必要なツールがすべて付属しています。Altium Designerは購入も使用も簡単です。

「OrCADは購入しにくいです。ばらばらになっているので、何を注文したらよいかわかりませんでした。一方、Altium Designerは単一統合環境なので、迷うことはありませんでした。」

Ryan Kari, Magcanica, Inc.

モジュール3

構造化されたシンプルな製造リリースツール

OrCADでは、製造ドキュメントを組み立てる際にエラーが発生すると、プロセス全体を繰り返す必要があります。Altium Designerには、重要なドキュメントを構成する製造リリースツールセットが組み込まれています。エラーが発生しても、ワンクリックで簡単にエラーを修正してリリースできます。

OUTJOBは本当に便利です。設定には時間がかかりますが、一度設定すれば後はボタンを1回押すだけで、毎回一貫した出力が生成されます。Cadenceでは、製造ファイルの出力に1時間かかる場合もあります。

Isaac Ralston, Monsoon Solutions

モジュール4

シンプルで効率的な部品配置

Altium Designerでは、部品を1つずつ配置するのではなく、コンポーネントをグループ化してボードに搭載することができます。これにより、近接させたい特定の回路をレイアウトするときや回路をグループとして取り込むときの所要時間を大幅に短縮できます。

ADの配置機能は非常に便利です。たとえば、部品のグループを選択して配置できます。Cadenceとは違い、ADではスムーズに作業できます。

Cathy Barrett Monsoon Solutions

モジュール5

豊富なライブラリとパーツ管理

高性能なライブラリ管理ツール、部品検索ツール、ActiveBOMツールを備えたAltium Designerとは比較になりません。ライブラリ管理を行うと、コンポーネントの使用が簡単でわかりやすくなります。部品検索ツールを使用すると、部品のステータスがリアルタイムでわかります。Altium Designer内で、価格、入手可能性、ライフサイクルをすべて確認できます。ActiveBOMはBOMアセンブリタスクを自動化し、エラーのないBOMをすばやく作成します。