ローカルでリリースする
概略
- フォルダー形式とZIP形式のリリースを使い分け、保存先フォルダーや出力パスをカスタマイズする方法を学びます。
- リリース前のチェック、検証要件、およびリリース完了前に生成データをレビューするためのオプションを理解します。
- 上書き時の動作やリリース準備中の設計変更に関する制限など、重要な保護機能を把握します。
管理された(オンライン)リリースモードに加え、Project Releaserでは、ローカルへの非管理(オフライン)リリースも可能です。このリリースモードは通常、Workspaceを使用していない場合や、現在Workspaceに接続できない場合に使用します。Project Releaserは、可能な場合にはモードを自動的に判定し、明確に判定できない場合には選択肢を提示しますが、オフラインモードを強制的に使用することもできます。その場合は、Project Release OptionsダイアログのRelease OptionsタブにあるRelease Target を、以下のいずれかに設定します(リリースプロセスのステージ1で
ボタンをクリックすると、このダイアログが開きます)。
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Unmanaged - Folder:生成されたデータをローカルフォルダーにリリースするには、このオプションを設定します。ルートフォルダーのパスは、ダイアログのOutput Pathタブで指定します。デフォルトでは、[OutputPath]に設定されています(Project OptionsダイアログのOptionsタブにあるOutput Pathフィールド で定義されたパスを使用します)。 -
Unmanaged - Zip:生成されたデータをローカルフォルダーにリリースするには、このオプションを設定します。データは1つのZipファイルに圧縮されます。Zipファイルのパスと名前は、ダイアログのOutput Pathタブで指定します。デフォルトでは、[OutputPath][ProjectName].zipに設定されています(Project OptionsダイアログのOptionsタブにあるOutput Pathフィールド で定義されたパスを使用します)。
Project Releaserがオフラインモードに設定されているかどうかは、次の点からすぐに確認できます。
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ステージ1のタイトルが、オンラインモードの場合の
Configure Server Releaseではなく、Configure Local Releaseになっています。 -
ステージ5のタイトルが、オンラインモードの場合の
Upload Dataではなく、Pack Dataになっています。

ローカルへの非管理(オフライン)モードに設定されたProject Releaser。
リリースプロセスは、管理された(オンライン)リリースモードで説明したものとほぼ同じですが、データのリリース先がローカルフォルダーになります。前述の情報を繰り返す代わりに、以下では相違点を中心に各ステージの概要を説明します。
オフラインのステージ1 – ローカルリリースの設定
ここでは、設計プロジェクトから生成するデータを設定します。リリースには常にソースデータが含まれ、必要に応じて、製造データ、実装データ(基本設計および/またはバリエーション)、任意のカスタムデータを含めることもできます。
生成するデータセットごとに、データを保存する出力先フォルダーを指定する必要があります。デフォルトでは、次のフォルダー名が使用されます。
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Source Data –
Sourcesフォルダーに生成されます。 -
Fabrication Data (PCBプロジェクトのみ)–
Fabricationフォルダーに生成されます。 -
Assembly Data for no variant –
Assemblyフォルダーに生成されます。 -
Assembly Data for <VariantName> (PCBプロジェクトのみ)–
Assembly <VariantName>フォルダーに生成されます。 -
Custom Data <Custom - n> –
<Custom - n>フォルダーに生成されます。
これらのデフォルト名は、要件に合わせて変更できます。変更するには、現在のTarget Folderエントリーをクリックし、フォルダーの新しい名前を入力して、Enterを押します。
リリースの一部として作成するデータセットを必要に応じて設定したら、ビューの右下にある
ボタンをクリックして続行します。
ここで、次のようなリリース前チェックが実行されます。
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プロジェクトとすべてのファイルが保存されていることを確認します。
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該当する場合は、プロジェクトとすべての関連ファイルがVCSにコミットされていることを確認します。
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有効な各データ項目に出力先フォルダーが指定されていることを確認します。
問題が見つかった場合は、その解決策が提示されます(ローカルで変更されたファイルの保存や、VCSへのコミットなど)。
このステージではSource Dataが生成され、ソース設計プロジェクトファイルのスナップショットが出力先フォルダーにリリースされます。
オフラインのステージ2 – プロジェクトの検証
ステージ1が問題なく完了すると、割り当てられたOutJobファイル内に検証タイプのレポートが1つ以上検出された場合、リリースプロセスの次のステージが自動的に実行されます。リリース対象のデータ項目に割り当てられたOutput Jobファイルで定義されている、すべての検証出力ジェネレーターが実行されます。このステージは、管理された(オンライン)モードでリリースする場合と同じように実行されます。
オフラインのステージ3 – データの生成
ステージ2が問題なく完了すると、リリースプロセスの次のステージが自動的に実行されます。ここでは、対象のデータ項目に割り当てられたOutJobファイルで定義されている、その他すべての出力が実行され、各出力先フォルダーにリリースするデータが生成されます。このステージは、管理された(オンライン)モードでリリースする場合と同じように実行されます。
オフラインのステージ4 – データの確認
すべての検証チェックに合格し、出力データが生成されると、リリースプロセスのこのステージで生成されたデータを確認できます。このステージは、管理された(オンライン)モードでリリースする場合とほぼ同じように動作します。

リリースを確定する前に、生成されたデータを確認し、すべてが適切であることを確かめます。その後、選択した非管理型リリースのオプションに従って、データを指定のフォルダーに送信するか、ローカルの zip ファイルに圧縮します。
生成されたデータのコンパクト表示では、View リンクをクリックすると、関連するデータファイルまたはファイルセットが、Altium Designer 内の対応するエディター(Gerber ファイルや圧縮/非圧縮の ODB++ ファイルの場合は CAM エディターなど)、または対応する外部アプリケーション(部品表の場合は Microsoft Excel など)で開きます。詳細表示では、項目をダブルクリックすると、そのファイルだけを表示できます。
データを確認した結果、修正が必要な場合は、ビューの右下にある
ボタンをクリックします。生成されたデータがすべて失われることを知らせる確認ダイアログが表示されます。 OK をクリックするとリリースがキャンセルされ、プロセスのステージ 1 に戻ります。
生成されたデータに問題がなければ、
ボタン(同じくビューの右下にあります)をクリックしてリリースを進めます。その後の動作は、使用しているリリース先のオプションによって異なります。
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Unmanaged - Folder:生成されたファイルが指定のフォルダーにリリースされ、プロセスは最後のステージに直接進み、 実行レポートが表示されます。 -
Unmanaged - Zip:プロセスは次のステージ(Pack Data)に進みます。
オフライン ステージ 5 – データの圧縮
前のステージでリリースを確定すると、このステージに自動的に進み、データが単一のローカル zip ファイルに圧縮されます。Zip ファイルのパスと名前は、Project Release Options ダイアログの Output Path タブで指定します。デフォルトでは、[OutputPath][ProjectName].zip に設定されています(Project Options ダイアログの Options タブにある Output Path フィールドで定義されたパスが使用されます)。
オフライン ステージ 6 – 実行レポート
これはプロセスの最終ステージで、リリースの概要が表示されます。

リリース先として Unmanaged - Folder を使用した場合の、リリースの最終レポート。画像にマウスポインターを合わせると、リリース先を Unmanaged - Zip に設定した場合の表示を確認できます。
用意されているナビゲーションリンクを使用すると、出力フォルダーまたは圧縮された zip ファイルを Windows エクスプローラーですばやく開くことができます。

インターフェースの実行レポートステージから、ローカルにリリースされたデータの出力フォルダーを直接すばやく開くことができます。画像にマウスポインターを合わせると、ローカルにリリースされたデータをまとめた zip ファイルを開く例を確認できます。
)が表示されます。問題が発生する可能性を避けるため、プロジェクトに関連付けられたすべてのドキュメントを、プロジェクトフォルダーまたはそのサブフォルダーに保存することをお勧めします。