Z2Dataから部品データを取得する

概略

ライフサイクルステータス、環境規制への適合状況、リスクスコア、代替部品など、Z2Dataの部品データとサプライチェーンデータをAltium Designerに取り込む方法をご紹介します。この記事では、この有料連携機能を利用するための要件、データの取得先と表示場所、ActiveBOMでZ2Dataに基づくチェックを有効にする方法を説明します。部品選定を見直す際にこれらの情報を活用できるよう、ぜひ読み進めてください。

- アクセス、ワークスペース設定、権限に関する要件に加え、ActiveBOMにZ2Dataの列を追加すると、ご契約パッケージの利用枠がどのように消費されるかを理解します。
- メーカー部品検索パネル、部品作成ワークフロー、ActiveBOMで、Z2Dataのパラメーターや代替部品を確認します。
- 複数の情報源からライフサイクル情報を表示する方法と、Z2Dataのパラメーターに基づくBOMチェックを有効にする方法を学びます。
AIでさらに深掘り:

Z2Data連携は、詳細な部品データシート、ライフサイクルデータ、RoHS & REACHへの対応状況、Z2Data独自の6項目による部品評価アルゴリズムなど、高度で包括的なサプライチェーンおよび部品データを提供します。

Z2Data連携は有料機能で、現在アーリーアクセス段階にあります。この機能をいち早くご利用になりたい場合は、Altium 365 Z2Data Integrationページのフォームからお問い合わせください。

この機能へのアクセス権を取得した後、Altium 365 Workspaceのブラウザーインターフェースの Admin – ExtensionsページでZ2Dataアプリケーションを設定する必要があります。詳しくは、こちらをご覧ください。

Z2Data連携機能へのアクセス権をお持ちの場合、以下の説明に従って、Z2Dataが提供する高品質なメーカー部品データを取得できます。

Z2Dataに関連するデータ項目には、 アイコンが表示されます。

Z2Dataからデータを取得するには、ユーザーに Paid Part Info 権限が必要です。権限の管理について詳しくは、Workspaceのグローバル操作権限の設定ページをご覧ください。

Z2Dataから詳細な部品データを取得する

以下の場所からZ2Dataのデータを取得できます。

  • Manufacturer Part Searchパネルで目的のメーカー部品を選択し、パネルの Details ペインにあるパラメーターリスト領域の Get Z2Data Advanced Part Data コントロールをクリックします。

  • コンポーネントの部品候補、またはActiveBOMドキュメントのソリューションを確認する際、項目には追加のParameters コントロールが表示されます。括弧内の数字は、現在のメーカー部品パラメーターの数を示します。クリックすると、使用可能なメーカー部品パラメーターのリストがポップアップ表示されます。続いて、ポップアップ下部の Get Z2Data Advanced Part Data コントロールをクリックします。

  • メーカー部品検索からWorkspaceライブラリコンポーネントを作成する場合(Manufacturer Part Searchパネルからメーカー部品を保存するか、単一コンポーネント編集モードのComponentエディターでメーカー部品を検索する場合)、Use Component Data ダイアログのParameters タブにある Get Z2Data Advanced Part Data コントロールをクリックします。

  • ActiveBOMドキュメントでは、Select columnsダイアログまたはPropertiesパネルのColumnsタブから、Z2Dataのデータ列をドキュメント内に表示できます。

    Z2Dataパラメーター列を追加すると、ActiveBOMドキュメントに記載されたすべてのコンポーネントについてZ2Dataデータが取得され、その分のZ2Dataパッケージの利用枠が消費される点にご注意ください。

以下の場合も、Z2Dataのデータ列を利用できます。

  • Altium 365のWeb ViewerインターフェースでプロジェクトのBOMデータビューを参照する場合。詳しくは、こちらをご覧ください。
  • BOM Portalのドキュメントを参照する場合。詳しくは、こちらをご覧ください。

Z2Data連携で利用できる情報

Z2Dataからメーカー部品のデータを取得すると、その部品について以下の情報が利用可能になります。

部品パラメーター

Z2Dataが提供するパラメーターは、以下の場所で利用できます。

  • Manufacturer Part SearchパネルのDetailsペインにあるパラメーターリスト。

    選択した2つの部品を比較する際には、Manufacturer Part SearchパネルのSelected Part Details ペインでもZ2Dataパラメーターを利用できます。 画像を表示。
    Manufacturing Part Searchパネルで部品を検索する際、Z2Dataのデータは検索対象にならない点にご注意ください。
  • 部品候補またはActiveBOMソリューションのParametersコントロールをクリックして表示するパラメーターリスト。

  • Use Component Data ダイアログのParametersタブ。ここでは、新しいコンポーネントに含めるデータを選択できます。

    以下のZ2DataパラメーターはParametersリストに含まれない点にご注意ください。

    • Lifecycle
    • YTEOL
  • ActiveBOMドキュメントで表示を有効にした、対応するデータ列。

Z2Dataから取得できるパラメーターとその値については、以下の折りたたみセクションで説明します。

代替品

Manufacturer Part SearchパネルのDetailsペインにあるAlternatives領域の代替品リストに、Z2Dataが提供する代替品が追加されます。 見つかった代替品ごとに、代替タイプコードが表示されます。

Z2Dataが提供する代替タイプコードについては、以下の折りたたみセクションで説明します。

複数のソースからのライフサイクル状態の表示

Z2Data連携機能を使用すると、Altium Parts Provider(OctopartまたはIHS Markit®を利用)やZ2Dataなど、さまざまなソースからメーカー部品のライフサイクルデータを取得できます。以下に示す場所でメーカー部品データを確認する際、メーカーのライフサイクル状態またはバーにカーソルを合わせるか、利用可能なライフサイクル情報ソースの数を示すドロップダウンを使用すると、すべてのソースのライフサイクル情報をツールチップで確認できます。

Javascript ID: Z2_MultipleLC_AD24

Workspaceライブラリコンポーネントの部品候補。

ActiveBOMドキュメントで、部品候補から導出されたソリューション、またはメーカーリンクとして追加されたソリューション。

回路図で選択したコンポーネントのサプライチェーンデータ。

Z2Dataのパラメーターに基づくBOM検証

ActiveBOMは、Z2Dataのパラメーターに基づくさまざまなチェックを提供します。これらのチェックは、Properties パネルの BOM Checks 領域にある  ボタンをクリックして開く BOM Checks ダイアログで有効または無効にできます。Z2Dataに関連するチェックは、ダイアログの Violations Associated with Part Choicesカテゴリーに一覧表示されます。

有効なZ2Dataチェック(Report ModeがReportに設定されているもの)で検出された違反の重大度レベルは、Errorです。

BOM検証の詳細については、 BOMの最終調整ページを参照してください。
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機能の提供状況

ご利用可能な機能は、お使いのAltiumソリューション(Altium Develop、Altium Agile Teams、Altium Agile Enterprise、または有効な契約期間中のAltium Designer)によって異なります。

実際にお使いのソフトウェアに文書化されている機能が表示されない場合は、詳細についてAltium Sales までお問い合わせください。

従来のドキュメント

Altium Designer のドキュメントは、バージョンごとに掲載されなくなりました。Altium Designer の旧バージョンのドキュメントは、Other Installers ページの Legacy Documentation の項目をご覧ください。

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