Use separate folder for each output type - 設計プロジェクト用に生成されたフォルダを出力タイプごとに個別に作成できます。タイムスタンプ フォルダの作成を選択した場合、そのフォルダ下に個別のフォルダが作成されます。
Netlist Options
Allow Ports to Name Nets - デフォルトのシステムで生成されるネット名を使用するのではなく、ワイヤで接続されたポートの名称を使用してネット名を定義できます。
Allow Sheet Entries to Name Nets - デフォルトのシステムで生成されるネット名を使用するのではなく、シートエントリ名を使用してネット名を定義できます。
Allow Single Pin Nets - シングルピンのみ含まれているネットを許可できます。
Append Sheet Numbers to Local Net - 回路図ドキュメントの Sheet Number パラメータ (ドキュメント レベルのパラメータ) の値を回路図シートのローカルネットに追加できます。ローカルネットは、シートから離れないネットです。シートから離れる (ローカルでない) ネットには、このオプションは適用されません。
Net Identifier Scope オプションを Global に設定した場合、同じネットラベルのネットは、全てのシートで接続されます。これらのネットはローカルでないため、Append Sheet Numbers to Local Net オプションは適用されません。
Higher Level Names Take Priority - 階層の上位のシートで使用されているネットラベルの名称を、下位のシート上のネットに割り当てることができます。
Power Port Names Take Priority - パワーポートを通常のポートへワイヤで接続して、グローバルなパワーネットを構築できます。これにより、そのパワーポートへ接続されたシート上の全てのピンが強制的に別のネットになります。このオプションを有効にすると、パワーポートへ割り当てたネット名が強制的に反映されます。
Higher Level Names Take Priority のみ有効の場合、名称の優先順は次のようになります: Net labels、power ports、ports、pins。しかし、Power Port Names Take Priority オプションも有効の場合、名称の優先順は次のようになります: Power ports、net labels、ports、pins。
Hierarchical (Sheet entry <-> port connections, power ports global) - ポートと、それに相当するシートエントリ間を垂直に接続されます。このオプションは、シートシンボルエントリと、それに相当するサブシートのポートを介してのみシート間を接続します。これは、シート上のポートを使用して、親シート上のそれに相当するシートシンボル内のシートエントリにネット、またはバスが接続されます。ポートに相当するシートエントリが無い場合は、同じ名称のポートが他のシートに存在していても接続されません。ネットラベルは、各シートに対してローカルです。すなわち、シート間で接続しません。しかし、パワーポートはグローバルです – 同じ名称のパワーポートは、デザイン全体で接続されます。このオプションを使用して、階層デザインを作成したり、印刷した回路図全体でネットを追跡できます。
Strict Hierarchical (Sheet entry <-> port connections, power ports local) - この接続モードは、Hierarchical モードと同じ方法で動作します。違いは、パワーポートが各シートへローカルに維持されることです。すなわち、シート間で同じ名称のパワーポートへ接続されません。
Global (Netlabels and ports global) - ポートとネットラベルが、デザイン全体の全てのシートで接続されます。このオプションを使用すると、同じネットラベルのネットは全てのシートで接続されます。また、同じ名称のポートは全てのシートで接続されます。ポートに接続されているネットにネットラベルが含まれている場合、そのネット名はネットラベルの名称になります。また、このオプションは、フラットなマルチシートデザインにも使用できますが、回路図上でネット名を視覚的に見つけることは容易ではないので、あるシートから他のシートへ追跡するのが難しくなります。