WorkspaceManager_Err-MissingPositiveNetInDifferentialPairMissing Positive Net in Differential Pair_AD

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Applies to Altium Designer versions: 18.0, 18.1, 19.0, 19.1, 20.0, 20.1 and 20.2
 

親カテゴリ: Violations Associated with Nets

デフォルトのレポートモード: 

概要

この違反は、デザイン内で特定の差動ペア オブジェクトのpositive極性のネットが検出されたときに起こります。そのペアのnegative極性のネットは、存在しています。

通知

回路図でコンパイラerrorとwarningを表示するように設定している場合 (PreferencesダイアログSchematic - Compilerページで有効化)、問題のオブジェクトの下に色付きの波線が表示されます。オブジェクトにマウスを合わせると、違反を要約したヒントがポップアップ表示されます。Messagesパネルには、以下の形式の通知も表示されます:

Missing Positive Net for differential pair <PairName>, negative net <NetName>

上記は、以下を示します:

  • PairNameは、positive極性のネットが既に定義された差動ペアの名前です (例、V_RX1)。
  • NetNameは、negative極性のネットの名前です (例、V_RX1_N)。

推奨する解決策

この違反は、一般的に以下の状況で発生します:

  • 差動ペアのディレクティブが、信号ペアのpositive極性側のワイヤに接続されていません。ネットラベル (例、V_RX1_P) が、必要に応じて、ワイヤに接続されています。
  • 適切な名前のネットラベル (例、V_RX1_P) が、信号ペアのpositive極性側のワイヤに接続されていません。差動ペアのディレクティブが、必要に応じて、ワイヤに接続されています。

この違反を解決するには、ペアのpositiveワイヤ オブジェクトを配置し、ネットラベル、および差動ペアのディレクティブが両方とも配置され、必要に応じて、ネットラベル名が指定されていることを確かめます。positiveワイヤのネットラベルは、negativeワイヤのものと基本的に同じですが、接尾辞が_Nではなく_Pになります。

ヒント

  • Object Hintsは、PreferencesダイアログのSystem - Design InsightページでEnable Connectivity Insightオプションが有効な場合のみ表示されます。Connectivity Insight Options領域内のObject Hintsに関連するコントロールを利用して、そのようなヒントの起動方式を決めることができます (マウスを合わせる、またはAlt+ダブルクリック)。
注記

利用できる機能は、Altium Designer ソフトウェア サブスクリプション のレベルによって異なります。

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